朝バナナダイエット
2008.04.18
ひとことで言うと:バナナを食べながら生活習慣を見直そう
ダイエットガイド 河口哲也
■■ 朝バナナダイエット発案者プロフィール ■■
渡辺澄子(わたなべ すみこ)氏。1977年大阪府生まれ。京都薬科大学卒。MR(製薬会社の医薬情報担当)を経て、医薬品原料に関する貿易業、開発業務に携わる。薬剤師。予防医学研究家。
はまち。(渡辺仁/わたなべ ひとし)氏。1977年東京都生まれ。芝浦工業大学卒。凸版印刷株式会社に入社後、予防医学への興味から経絡マッサージ、アロマテラピー等の基礎を学ぶ。妻である澄子氏が考案した朝バナナダイエットをSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)ミクシィー等を通じて普及している。朝バナナダイエットアドバイザー。
■■ 朝バナナダイエット発案の背景 ■■
学生時代は175cmの身長で体重60kgであったという”はまち。”こと渡辺仁氏。社会人になってから徐々に太りはじめ、78kgの体重になったことで一念発起しダイエットに挑戦。
毎日筋トレを行い、週に3回はトレーニングジムで汗を流した後プールで1kmを泳ぐというかなりハードなダイエットを実践するも74kgから先には痩せずに途中で挫折。
そのような時期に薬剤師である澄子氏と出会い、朝にバナナを食べるダイエット法を推奨され実践したところ、ストレスもなく6か月で13キロのダイエットに成功。
この経験をもとにSNSサイトミクシィーを中心に朝バナナダイエットをプロモーションしたところ、ダイエット成功者が徐々に増える。
■■ 朝バナナダイエット法の概略 ■■
基本ルールは8つ。
1、朝食はバナナのみを良く噛んで食べる
食べ物の消化時間はその食べ物の成分によってまちまちです。特に消化時間が短い食べ物が果物類。そこで、朝に消化の良い果物類を食べることで、内臓に負担をかけずに栄養補給を行うことを目的としてバナナのみの単品朝食がすすめられています。食べるバナナの本数に制限はなし。考案者は栄養価や価格の面でバナナを特にすすめていますが、バナナが嫌いな方は単品であれば他の果物でもOKとのこと。
その他バナナ等を食べた後に何かを食べたくなっても、15から30分は間をあける(何も食べない)。追加で何かを食べるときはおにぎりなどのお米がおすすめ。
2、こまめに水を飲む
予防医学の観点からも常温の水をこまめに飲むことが大切とのこと。頻度と量に制限はなく飲みたいと思った時に飲みたいと思った量飲むこと。ただし、例外としてバナナを食べた後、15から30分間は水を飲むこともNG。
3、昼食は特に制限なし
昼食に関しては、良くかんで味わって食べれば好きなものを食べて可。早く痩せたい場合はお米の割合を多くした和食がおすすめとのこと。
4、おやつ(午後3時)は一日一種類のみ
食べたければ3時のおやつは一日一種類のみ食べることが可。チョコレートや和菓子がお勧めとのこと。冷たいもの(アイスクリーム)や油が多いもの(ポテトチップス)などは、ダイエット的にマイナスなのでできるだけ控えた方がよいとのこと。おやつとして、お米(おにぎり)や果物を食べることも可。
5、20時までには夕食を食べる
夕食は理想的には18時に近い時間。それが難しくでもできるだけ20時までには夕食を済ますように心がけるべきであるとのこと。また、夕食でのデザートは胃腸に負担がかかるのでNG。
6、24時までに就寝する
太る最大の原因は疲労(により蓄積される物質=老廃物)にあると主張する渡辺氏は、特に快眠により十分に疲労を回復することが大切であると教えます。そのためには遅くとも日付が変わるまでには就寝する習慣をつけよとのこと。
7、苦しくない運動をやりたい時にやる
朝バナナなダイエットにおいては、辛い運動は体に負担をかけ、疲労を蓄積させるのですすめられていません。やるならば軽い運動を苦にならない程度に。
8、公開日記をつける
ダイエットの励みにするために、体重や食事内容をブログなどで公開することがすすめられています。
朝バナナダイエットのダイエットガイド的解釈は次ページより
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