2011.11.03

ひとことで言うと：信じる者はきっと救われる

ダイエットガイド　河口哲也

西田一見（にしだ　はつみ）。1973年生まれ。静岡県出身。株式会社サンリ代表取締役社長。メンタルトレーナー。目標達成ナビゲーター。東京理科大学卒業後、サンリ能力研究所にて心理学と大脳生理学を活用した科学的なメンタルトレーニングと潜在能力開発の研究、指導を行なっている。また心理分析を活用して、夢や目標達成のサポートなども行なっている。主な著書として「痩せるNo.1理論／現代書林」「結果を出す人のメンタル強化術／ＫＫベストセラーズ」「いやな上司はスタバに誘え！／ビジネス社」など。

西田式脳だまダイエットとは、目標を明確にし、イメージをしっかりと頭（脳）に思い描くことで脳に痩せたいと思わせ、ダイエットを成功させようとするダイエット法です。

西田氏は、ダイエットに失敗している人は、ダイエット自体にマイナスイメージを持っているといいます。たとえば「辛くて継続できない」「意志が弱いから痩せれない」「食事制限をしたくない」など。これらのマイナスイメージは、脳に痩せたくないというイメージを与え、結果オートマチックにダイエットを失敗させます。

逆にダイエットを「私はキレイになるために頑張っている」「ダイエットって楽しい」などのプラスイメージでとらえることができれば、その結果、脳が勝手に痩せたがるようになり、体もそれに伴い自然に痩せていきます。このような（上手に脳をだました）状態を作るために、西田式脳だまダイエットでは、次の行動を行います。

１．自分の目指す体型をしっかりとイメージする

ただ「痩せたい」と思うだけでは脳をだますことはできません。具体的に、いつまでに何キロ落として、ウエストを何センチ減らすのか、そしてそれがどのようなプロポーションなのかをイメージすることが大切です。イメージがより具体的であればあるほど、脳は「痩せ脳」へと変化します。

２．ビジュアルで脳にイメージを刷り込む

具体的なイメージができたら、それを１枚の紙にまとめましょう。そしてそれをポスターにして目に付く場所に張ります。イメージがより具体化するように、そのポスターには理想のスタイルをもつ女性の全身写真を貼って、顔のみ自分の顔と取り替えます。その他、目標体重や目標体脂肪率、いつまでに達成するのかなど、できるだけ具体的に書き記しましょう。

５．体重の維持についてもイメージする

ダイエットは痩せるだけでなく、その体重を維持することも重要です。痩せた後にどのように体重の維持を行なっていくかを空想しながら日記を付けていきましょう。目標体重を決めた時のように、より具体的にイメージすることがリバウンドを防ぐコツです。

６．声に出して脳をだます

脳をだます際「イメージする」「口に出す」「話を聞く」の３つが重要なポイントとなります。ですから、イメージした後はプラス思考の言葉を自分で声に出し、同時に自分の耳で聞くことでより脳を上手にだましましょう。

９．鍛える場所をイメージする

自分の裸を全身鏡で写し、どこをどのようにしたいのかを具体的にイメージしましょう。そして、その分を指先で軽くたたきながら「○○を鍛えるぞ！」と声に出してください。このように、鍛える場所を意識しながら運動を行なうことで筋肉がつきやすくなります。なお、声を出すときは必ず断定的にしてください。イメージは強烈であればあるほど効果が高くなります。

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