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Dietguide:Tetsuya Kawaguchi

すきっ腹ウォーキング

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更新日 2013-03-20 | 作成日 2007-11-18

すきっ腹ウォーキング

2008.07.04

ひとことで言うと:血液循環からみれば「食べたら休み、食べる前に動く」が基本 

ダイエットガイド 河口哲也

■■ すきっ腹ウォーキング発案者プロフィール ■■

片岡幸雄(かたおかゆきお)氏。1943年北海道生。東京教育大学大学院卒。東京大学助手を経て、千葉大学教育学部スポーツ科学過程教授(2007年現在)。2002年より、千葉県総合スポーツセンターにて「健康づくり講座」を担当。ジャパンアスレチックトレーナーズ協会・副会長。二本スポーツ整復療法学会理事長。著書・共著に「大学生からの成人病予防/学術図書出版社」「明日から朝食をやめなさい/主婦と生活社」など。

■■ すきっ腹ウォーキングの概略 ■■

末梢(血液)循環や栄養素の消化吸収の観点から見ると、食後に活動を行うのは不自然であり、そのひずみがメタボリックシンドロームをはじめとする現代病の温床になっていると千葉大学教育学部教授片岡幸雄氏は考えました。

人間の体内には総量で4~5リットルの血液が流れています。この血液は安静時においては、脳へ約13パーセント、心臓へ約4パーセント、筋肉へ約21パーセント、その他の内臓へ50パーセント以上という割合で流れています。

ところが、運動時などではこの血液の配分割合は激変し、最大で88パーセントもの血液が筋肉に送られることになります。

つまり、食後に運動を行うと本来消化のために内臓に送られるべき血液が筋肉へと向かってしまうのです。そこで食事を行うタイミングはその後の休息とセットにすべきと「すきっ腹ウォーキング」では考えます。その場合、一日のうちで食事を食べるベストタイミングは活動が休止に向かう夕方であり、夕飯はきちんと食べることがすすめられます。

また、栄養素の消化吸収の観点から見て朝食は抜くことが推奨されています。

固形の食物は口に入れたのち胃で消化されるのに最低でも1時間はかかります。そしてそれが胃を通過した後、小腸で栄養素として完全に吸収されるには7、8時間かかります。ということは、夕食で食べた食事がエネルギーとして最も活用しやすい状態になるのは翌朝。つまり、朝はエネルギーに満ち溢れている時間帯となります。

そこで、朝はこの充満したエネルギーを積極的に使い活動を行います。もちろんその後(午前中)も脳や筋肉を使い活発に活動するために朝食は食べません(食事をすると多くの血液が内臓に向かうため、脳や筋肉への血液が不足するため)。

「すきっ腹ウォーキング」の基本としては次の4点があげられます。

■朝食は食べない
■活動(ウォーキングなど)はすきっ腹で行う
■昼食は軽めにし、できるだけ食休みをとる
■夕食は好きなものを楽しんで食べる

生活の具体例としては「朝起きて最初の食事(昼食)までにウォーキングであれば5,000~10,000歩以上歩く。そして、昼食は食べないか、食べたとしてもできるだけ軽くし、食後は食休みをとる。夕食は好きなもの美味しく食べる」となります。




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