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Dietguide:Tetsuya Kawaguchi

世にも美しいダイエット (青菜ダイエット)

【世にも美しいダイエット】評価・寸評.jpg

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更新日 2013-03-20 | 作成日 2007-11-18

世にも美しいダイエット(青菜ダイエット)

2011.09.25

ひとことで言うと:元祖低糖質ダイエット

ダイエットガイド 河口哲也

■■ 世にも美しいダイエット発案者プロフィール ■■

宮本美智子(みやもと みちこ)。1945年生まれ。北海道出身。作家。永沢まことの妻。北星学園大学文学部英文学科卒業後、1968年アメリカのゴーシェン大学に留学する。その後、17年間美術館や画廊のプロデュースを行なう。1986年に東京で作家活動を始めた。主な著書に「わたしは英語が大好きだった/文藝春秋」「世にも美しいダイエット カラダ革命の本/講談社」「イタリアの幸せなキッチン/草思社」などがある。

永沢まこと(ながわさ まこと)。1936年生まれ。東京都出身。イラストレーター。宮本美智子の夫。開成中学校・高等学校卒。学習院大学政治学科を卒業後、イラストレーターやアニメーターとし活動する。2006年にケニア共和国大使館の協力を得て、「永沢まことのアフリカ!アフリカ!展」を開催した。また、スケッチに関するワークショップなどの活動も行なう。主な著書に「絵を描きたいあなたへ 道具の選び方からスケッチ旅行のノウハウまで/講談社」「名画を見る人びと図鑑/版元ザイロ」「永沢まことの自分発見スケッチ術/草思社」などがある。

■■ 世にも美しいダイエットの概略 ■■ (執筆:比嘉 武詩)

野菜.jpg世にも美しいダイエットとは、匿名の医師M氏(大阪大学医学部卒業)の食事療法ベースに、食生活を改善することで、体内環境を整え、痩せやすい体質と健康を手に入れることを目標としたダイエット法です。食事法の基本は、ブドウ糖の摂取をできるだけ控えることに重点がおかれています。

なぜなら、肥満や糖尿病、ガンなどの病気の原因は世にも美しいダイエットにおいてはブドウ糖(炭水化物)の摂りすぎによる血液の汚れや、インシュリンというホルモンの多量分泌によると定義されているからです。

ブドウ糖を摂取すると、血液中のブドウ糖の濃度である血糖値が上がります。血糖値が上がると、血液が泥状になり、それを運ぶ血管が痛みます。そして血管が痛むことで、血液の流れが悪くなり、栄養を体の隅々まで送るのに支障が出てきます。さらにその状態が長く続くとカラダの免疫力が低下し、肥満や高血圧症、糖尿病、ガンなどの原因を引き起こすと考えたのです。

また、ブドウ糖を摂取しすぎると、インシュリンというホルモンが多量に分泌されます。インシュリンは、血糖値が上がると、それを下げる働きを担っています。そしてインシュリンは血糖値を下げるだけではなく、血液中にある余分なブドウ糖を脂肪として蓄える働きも持ちます。つまり、ブドウ糖を多量に摂取することで、インシュリンの分泌を誘発し、太ってしまうのです。

これら2つの理由により、ブドウ糖の摂取をできるだけ控え、肥満やその他の病気を予防しようと宮本氏は考え、次の7つのルールからなる世にも美しいダイエットを発案しました。


■■ 世にも美しいダイエットのルール(一部のみ) ■■

1、青菜を主食とする。

青菜とは、小松菜やブロッコリー、ピーマンなどの緑色の野菜を指します。毎食の食事の主食を青菜にし、ご飯やパン、パスタなどの炭水化物を多く含む食材や、牛肉や豚肉、鶏肉などのタンパク質を多く含む食材は少なめにしましょう。青菜の中でもオススメ食材は小松菜です。なぜならば、小松菜は癖がなく、どのような調理方法でも食べやすく、またビタミンやミネラル、食物繊維を多く含む食材だからです。ちなみに、ご飯は原則禁止です。炭水化物を食べる場合はパンかパスタにします。パンは無添加の天然酵母を使用したものにし、パスタも全粒粉のものを選ぶようにしましょう。

【世にも美しいダイエット】青菜の野菜例.jpg

2.油脂類をエネルギー源とする

ご飯やパンなどの炭水化物を多く含む食材を減らすと今度は生活するのに必要なエネルギーが不足する可能性があります。ですから、エネルギー不足を補うために、気持ち多めの油脂類を摂取するようにして下さい。バターやベニ花油、オリーブオイル、硬質チーズなどを調理の際には積極的に使用します。

4.毎日運動を行なう

ウォーキング.jpg青菜を中心とした食生活にかえると、初めは余分な脂肪が減り、体重が落ちます。しかし、しばらく経つと、減量ペースがピタリと止まります。ですから、それを防ぐためにも運動をしっかりと行ないましょう。運動を行なうとカラダに筋肉がつきます。筋肉が体についてくると、体内でのエネルギー消費量が増えるので、体重の維持や減量をするために都合の良い体質となります。ですから、毎日しっかりと運動を行なうようにして下さい。推奨される運動はウォーキングです。毎日6000~10000歩のウォーキングかそれに変わる有酸素運動も行うようにしましょう。


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