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Dietguide:Tetsuya Kawaguchi

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更新日 2013-03-20 | 作成日 2007-11-18

現代人が病気になりやすい年齢とは

株式会社エバーライフが運営している「年齢研究所http://aging-lab.jp/index.html」にて、現代人の健康リスクが高まる年齢を統計学的に明らかにし、それに準じた「新厄年」を公表していたのでその内容を紹介します。

疾患をもとに、気をつけたい新厄年

新旧早見表.jpg

新厄年は男性の場合は24歳、37歳、50歳、63歳で、女性合は25歳、39歳、52歳、63歳となっています。(上図を参考にしてください)

このデータは健康な日常生活を送れる(寝たきりになったり介護を受ける等の)「健康状態」が損なわれる原因となった病気の年齢別発症率を、75万人のレセプトデータから抽出し、発症率(%)を積み上げたものです。

女性は肌と骨にあらわれる

さらに詳しく見ると、25歳で糖尿病が発症リスクの半分を占めている点は男女とも共通ですが、女性の場合、39歳では婦人科系がんの発症リスクが上昇します。また女性の場合、52歳と63歳において、変形性膝関節症、骨粗鬆症の発症率が半分を占めています。

ちなみに変形性膝関節症は症状が進行すると歩行困難をきたし、骨粗鬆症は骨折・転倒をまねくため、いずれも歩行に障害が出てきます。女性の厄年には、変形性膝関節症と骨粗鬆症への対策が欠かせません。

新厄年に役立つ栄養素とは

東京高輪病院栄養管理室長、足立香代子先生によると、この新厄年を乗り切るには「抗酸化物質」「カルシウム」「ヒアルロン酸・コラーゲン」の栄養素が重要とのことだ。それらの栄養素が摂れる食材は以下の通りです。

1:抗酸化物質

トマト、アボカド、にら、オクラ、人参、パプリカ、ホウレンソウ、ブロッコリー、なす、モロヘイヤ、黒豆、サーモンなど。

2:カルシウム

ヨーグルト、牛乳、チーズ、ひじき、小松菜、春菊、桜エビ、かき、わかさぎ、がんもどきなど。なお、カルシウムの吸収を高めるビタミンDも一緒に摂るようにしましょう。

3:ヒアルロン酸・コラーゲン

うなぎ、あさり、かれい、平目、鯛、牛すじ肉、鶏手羽、豚バラ肉など。


以上


(2012/11/28)

執筆:比嘉武詩


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