FI値ダイエット
2012.11.30
ひとことで言うと:食物繊維を食べよう
ダイエットガイド 河口哲也
■■ FI値ダイエットの発案者プロフィール ■■
松生恒夫(まついけつねお)。医学博士。日本内科学会認定医。日本消化器内視鏡学会指導医・専門医。日本消化器学会認定専門医。日本東洋医学会専門医。日本大腸肛門病学会専門医。日本精神分析学会・正会員。日本消化器内視鏡学会関東地方会評議員。1955年生まれ。東京都出身。1980年東京慈恵会医科大学を卒業、1983年に同大学第三病院内科助手、1994年松島病院大腸肛門病センター診療部長。2004年松生クリニックを開設し現在に至る。主な著書に「『腸ストレス』を取り去る習慣/青春出版社」「新オリーブオイル健康法/講談社」「腸内リセットダイエット/マキノ出版」など。
■■ FI値ダイエットの概略 ■■(執筆:比嘉 武詩)
私達の体は蓄積された毒素(老廃物)を汗や尿、便などを通して排出します。その中でも特に毒素を排出するのが便です。ですから便秘になってしまうと体内に毒素が溜まってしまうことになり、肌荒れや体調不良だけでなく、代謝が落ちてしまい肥満の原因にもなります。
そのような便秘を改善することに効果的な成分として「食物繊維」があげられます。食物繊維には大腸内で余分な脂肪を吸着して、毒素を体外に排出するのを手助けもします。
しかしながら厚生労働省の調べによれば、日本人の食物繊維摂取量は全体的に目安量に達しておらず、食物繊維が不足しがちです。
そこで食物繊維を効果的に摂取するために松生先生は、FI(ファイバーインデックス)値と呼ばれる食物繊維指数を用いて、効率的に食物繊維を摂取する方法を考えました。
FIとは、食品100g中に含まれるカロリーに対して、食物繊維がどれくらい入っているかの指標です。
計算式で言えば、FI=エネルギー量(kcal)÷食物繊維量(g)。
その食品のエネルギー量(カロリー)が低いか、食物繊維の量が多いと、FI値は小さくなります。ですから、FI値を計算し、その値が小さい食品を多く食べると低カロリーかつ食物繊維の摂取量が多い食生活になります。
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