■■ 週末お米ダイエットの実践 ■■
週末お米ダイエットでは金曜日の夕方から月曜日の朝まで行います。基本的な食生活は「玄米ご飯とみそ汁、ぬか漬けを基本料理とする」「米:野菜:肉・魚 = 5:2:1」「おかずは地元でとれる旬のものにする」など、先の週末お米ダイエットのルールを守るだけです。その他として、次の曜日ごとの過ごし方を参考にして自分なりの生活リズムを組み立てましょう。
【金曜日の夕方の過ごし方】
金曜日は週末お米ダイエットを始めるための準備期間となります。基本的流れは「夕食→リラックスタイム→入浴→ストレッチ→就寝」となります。この日は、まず1口100回噛んで食べる練習をしましょう。そしてリラックスタイムでは眠らない程度に自分の心が安らぐことを行なってください。入浴時間は1時間かけること。そうすることで体全体が温まり、質の良い睡眠が得やすくなります。入浴後は足まわりをストレッチしましょう。足の血行をよくすることが体全体の血行を浴します。
【土曜日の過ごし方】
土曜日の基本的な流れは「朝日を浴びる→散歩やストレッチ→朝食→自由時間→入浴→夕食→ストレッチ→就寝」となります。
まず朝起きたら10分程度深呼吸しながら朝日を浴びましょう。そして朝食前に軽くストレッチを行い散歩に出ましょう。散歩が終わったら朝食を摂ります。1日に2食ですので活動エネルギーを摂る意味でもしっかりと食べるようにして下さい。後は夕食までは自由時間を満喫してください。
夕飯を食べる時間になったらまずお風呂に入り、血行をよくしてから夕飯を摂りましょう。夕食は腹八分目にするようにして下さい。その後は金曜日と同じ流れです。
【日曜日の過ごし方】
基本的には土曜日の過ごし方と同じです。できれば自由時間に自然と触れ合う場所に行ってみるようにしましょう。辻野先生によると、自然と触れ合うことでリラックス効果が得られ、気のめぐりがよくなるそうです。具体的には公園や、森林浴ができる林や温泉、パワースポットと呼ばれる場所に行ってみるなどです。
【月曜日の過ごし方】
月曜日の基本的な流れは「朝日を浴びる→ストレッチ→ウォーキング→朝食→通常の生活」です。朝食を食べる前に運動をすることを忘れないでください。仕事などで時間が無い方は、朝日を浴びてストレッチを行ったら、通勤の際に歩く距離を稼ぎ、職場についてからおにぎりなどを食べるようにして下さい。
■■ 週末お米ダイエットのダイエットガイド的解釈 ■■ (執筆:河口哲也)
発案者の辻野先生は、お米ダイエットは素食ではないとおっしゃっていますが、一日二食で、その半分以上が玄米、残りが野菜と少量の肉や小魚ということであれば、どう見ても素食の一種として分類せざるを得ないでしょう。それに、週末断食の要素を加え、さらには過去に和食系ダイエット法で論じられた身土不二の考え方や、酵素を体内に取り込むことを良しとするローフードダイエット、繊維質を取り込むことを良しとしたホールフーズダイエット、玄米ダイエット、ついで朝だけダイエットも盛り込んだ、なんとも懐かしいダイエット法の詰め合わせになっています。オリジナリティが感じられないところはいささか物足りなさを感じますが、パッケージングの妙ということで100選に入れるべきだと考えました。
注意:文末に書籍の紹介があるダイエット法は、著者等に配慮し、あえてダイエット法の一部のみ、または独自の解釈によりその内容を紹介しております。すなわち、このサイトで得られる情報は、そのダイエット法を正確に反映しておらず、そのダイエット法の雰囲気のみの紹介になります。ダイエット法に対する正確な情報を得るためには、必ず書店等で原書をご購入の上ご確認いただきますようお願いいたします。なお、河口哲也執筆のダイエットガイド的解釈および評価・寸評に関しましては、ダイエットガイド河口哲也の独自の意見ですので、著者等への配慮はございません。