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Dietguide:Tetsuya Kawaguchi

週末お米ダイエット

【週末お米ダイエット】評価・寸評.jpg

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更新日 2013-03-20 | 作成日 2007-11-18

週末お米ダイエット

2011.10.26

ひとことで言うと:"玄米""朝だけ""週末""ホールフーヅ""和食"ダイエット

ダイエットガイド 河口哲也

■■ ダイエットの発案者プロフィール ■■

辻野将之(つじの まさゆき)。1977年生まれ。奈良県出身。食事療法士。株式会社SoRA代表取締役。はり師。きゅう師。あん摩マッサージ指圧師。柔道整復師。1996年に菅野賢一医学博士に弟子入りし、食事療法を学びつつ、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師の国家資格を取得。2006年に鍼灸食養治療院を開業。2007年には「星のや 軽井沢」との共同事業で、宿泊型生活習慣改善プログラム「森林養生」を始める。2006年に自然海塩「うみたま」取り扱う株式会社SoRAを創立し、その代表取締役となる。主な著書に「週末お米ダイエット/マガジンハウス」「お米を食べるだけでこんなにやせた/ 講談社」などがある。

■■ ダイエットの概略 ■■(執筆:比嘉 武詩)

玄米ちゃわん.jpg週末お米ダイエットとは、東洋医学の考え方をもとに、食事や生活リズムを変えることで、自分にとって最適な体型になることを目標としたダイエット法です。

私たちの体は、細胞の新陳代謝を行ったり、体温を維持したり、病気から体を守ったりなど生命を維持するために様々な活動を行っています。これらの活動を司っているものを東洋医学では「気」と呼んでいます。気のめぐりがよければ健康的になり、反対に気のめぐりが悪くなれば病気になると東洋医学では考えるのです。

気のめぐりがよい体とは西洋医学風に言えば、ホメオスタシスが正常に働いている体のことです。ホメオスタシスとは体の状態を一定に保とうとする機能のことです。例えば、人間の体温が常に36度程度であるのは、このホメオスタシスが働いているからです。ホメオスタシスが正常に機能するとダイエットに良い影響を与えます。例えば、血圧が安定することにより血行が良くなったり、体温が一定に保たれることでエネルギーが消費されたりして痩せやすい体質になるからです。

そこで、辻野将之先生は週末を利用して、気のめぐりがよい体を目指す、週末お米ダイエットを開発しました。

辻野先生によると、気のめぐりをよくするためには、生まれた土地の食材を食べることが重要だといます。これは食事療法の「身土不二(しんどふじ)」という考え方で、「生まれ育った土地でとれる食材が身体に一番良い」ということを意味します。

私たちの消化器官は、生まれ育った土地の食材を消化するのに慣れており、他の土地でとれた食材を消化するのに慣れていません。慣れていない食材を食べることは消化器官に負担を与え、気のめぐりを悪くします。結果的に生まれ育った土地の食材ではないものを常食することはダイエットにマイナスなのです。

そこで辻野先生は特に「お米」に注目しました。お米は、私たちが昔から食べていた主食であり、消化するのにも慣れています。つまりお米を食べることで消化器官の負担が減り、気のめぐりが良くなると考えたのです。

これらを踏まえたお米ダイエットの実践は次のようになります。

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