■■ その他 ■■
○朝食に乳製品を取り入れる
乳製品は体内での糖の消化吸収をゆっくりにし、その結果、血糖の上昇をゆるやかにしてくれます。ですから、乳製品を1品食事に加えるとダイエット効果が高まります。しかし、乳製品には乳糖と呼ばれる糖が含まれるため、摂りすぎは禁物です。オススメは朝食にヨーグルトやチーズ、牛乳などを加えることです。
○毎食、酢を取り入れる
酢は乳製品と同じように、体内での糖の消化吸収をゆっくりにして、血糖の上昇をゆるやかにしてくれます。酢をできるだけ多く摂取するために、食物繊維を多く含む野菜やキノコ類、海草などと合わせて摂るように工夫しましょう。
○アルコールを摂取する場合
アルコール飲料はカクテルなどの砂糖を使用していないものであれば、比較的GI値が低いので飲んでも大丈夫です。ただし、ポテトチップスやバターコーン、揚げ物類などのおつまみは高GI値であり、血糖値を急激に上昇させてしまいます。お酒の席では、枝豆や豆腐、刺身や焼き魚などの低GI値のものを選択するようにしましょう。
○食事は20分以上かける
食欲は、脳の視床下部にある満腹中枢と摂食中枢でコントロールされています。食事によって体内に糖が入ると、血糖値が上昇します。この情報は満腹中枢に伝えられるのですが、「満腹だ!」と伝わるまでに最低でも20分以上はかかります。つまり、満腹感を得るコツは食事の時間にあるのです。ですから、食事の際は20分以上かけてゆっくり食べるように心がけて下さい。
○適度な運動を行なう
私たちのエネルギー消費の大半は基礎代謝で行なわれています。基礎代謝とは、生命活動を維持するために生体で自動的に行われている活動です。その基礎代謝を維持したり上げるためには、運動が最適です。時間をみつけて、適度な運動を行なうようにしましょう。
■■ 低インシュリンダイエットのダイエットガイド的解釈 ■■ (執筆:河口哲也)
低インシュリンダイエットと言えば、2002年にブームになった歴史に名が残るダイエット法の一つです。今回ダイエット法100選に選ばせてもらっていますが、本来100選どころか新たに殿堂入りダイエット法のカテゴリーを作ってその中に入れるべきレベルのダイエット法です。
2002年当時は、テレビや雑誌などのメディアが実力以上に低インシュリンダイエットを大絶賛していたため、本来低インシュリンダイエットにシンパシーを感じていたダイエットガイドも、やむを得ず片足を批判者サイドにおいて活動しなければならなかったという苦い想い出があります。
ちなみに、テレビ番組の制作会社の社員や雑誌の編集者は、今日はダイエット、明日はグルメ、明後日はファッションと様々の分野の特集を大急ぎで次々と組まなければならないという現状があるので、そのスタッフの中に、私が知る限りダイエットに関する十分な知識を持った人物はいません。また、現状から察するに、今後もマスメディアのスタッフにダイエット情報の専門家が育つことはないでしょう。要するに、テレビ番組や雑誌は今後もいい加減なダイエット情報を悪意もなく流し続けるでしょうから、それらからの情報収集にはくれぐれも注意してくださいということです。
なお、低インシュリンダイエットに関する、ダイエットガイド河口哲也の考えは、オールアバウトのガイドであったころの記事を参考にしていただければ幸いです。
2002年ブームになるか? 低インシュリンダイエット(All About)
低インシュリンダイエットへの批判!(All About)
発掘!あるある大事典の徹底検証を検証? 低インシュリンダイエットの真相(All About)
ガイドも納得、正しい低インシュリンダイエット! 低インシュリンDietのススメ(All About)
注意:文末に書籍の紹介があるダイエット法は、著者等に配慮し、あえてダイエット法の一部のみ、または独自の解釈によりその内容を紹介しております。すなわち、このサイトで得られる情報は、そのダイエット法を正確に反映しておらず、そのダイエット法の雰囲気のみの紹介になります。ダイエット法に対する正確な情報を得るためには、必ず書店等で原書をご購入の上ご確認いただきますようお願いいたします。なお、河口哲也執筆のダイエットガイド的解釈および評価・寸評に関しましては、ダイエットガイド河口哲也の独自の意見ですので、著者等への配慮はございません。