■■ その他「あるだけ食べる人」と「適量に食べる人」の共通事項 ■■
1.譲れないもの1つ決める
ダイエットをするうえで、全ての食べ物を禁止することはストレスが溜まってしまいます。ストレスがたまりダイエットをやめてしまえば本末転倒です。ですから、譲れない食べ物を1つ選び、それだけは例外として食べてもよいことにします。ただし、例外としてみとめても食べ過ぎは禁止です。なるべく少量にするよう節制してください。
2.食べきりサイズを買う
スナック類や乳製品などの加工品を買う場合は、食べきりサイズの小さいものを買うようにしましょう。大きいサイズを買うとついつい過食しがちになるため、ダイエット失敗の原因になりかねません。また、それらの買いだめは禁止です。好ましくない食品は、その都度買いに行くことで、食べ過ぎ防止につながります。
3.予定外に食べ過ぎた場合
食べ過ぎた次の日は、タンパク質をメインにした食事に切り替えるようにしましょう。具体的には朝食に卵2個と野菜のオムレツ、昼食と夕食は魚やターキーなどと野菜、おやつが必要ならターキー100gです。なお、この日は卵や肉類のみからタンパク質を摂りましょう。乳製品や豆類を食べてはいけません。
4.食事スケジュールと日記をつける
毎日の食事内容と体重を日記に記すようにしましょう。食事内容は事前にダイエットテンプレートを参考にして埋めておき、実行できたかどうかの有無を○×でチェックします。体重は毎日同じ時間に計ったものを記入してください。
■■ ウォール・ストリートダイエットのダイエットガイド的解釈 ■■ (執筆:河口哲也)
ウォールストリートダイエットはいかにもアメリカ人が好みそうな一挙手一投足に気を配ったダイエット法に見えながら、実践にあたっての規定はけっこうゆるめという珍しいタイプのダイエット法です。アメリカ版養生訓とでも言いましょうか…。
超多忙なビジネスパーソンをターゲットにしていることと、食事の量のコントロール能力に応じて対策を分けているという切り口の目新しさに着目して100選に選んでいます。言い方を変えれば、実践方法はよく見るダイエット法の切り貼りの域を出ていませんので、その点はあしからず。