ダイエットガイド河口哲也の3分間くらいでわかるダイエット ダイエット法の選び方

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Dietguide:Tetsuya Kawaguchi

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更新日 2012-11-08 | 作成日 2007-11-18

ダイエット法の選び方 vol.1


※もしサイト上で動画が動かない場合は、下記リンクのyoutubeから閲覧してください。
LinkIconhttp://www.youtube.com/watch?v=OPJS84YERSA

解説文

今日のテーマは、「ダイエット法の選び方」です。基本的ですが重要なお話。

ダイエット法といっても本当にたくさんあります。少し大きめの本屋さんのダイエットコーナーに行けば、ダイエット本がズラーと並んでいるような光景は決して珍しくはありません。

その中からあなたにとって最も適したダイエット法を選ぶために、持っていただきたい視点が3つあります。

1つは、「そのダイエット法は、実際に痩せるダイエット法なのか」「そのダイエット法はあなたを痩せさせることができるダイエット法なのか」という視点です。難しい言葉で「実効性」といいます。

そして2つ目は、意外と見落としがちなことですが、「そのダイエット法は、あなたにとって続けることができるダイエット法なのか」「あなたにとって続けやすいダイエット法なのか」という視点です。このことを「安定性」と呼びます。

最後は「このダイエット法は安全か」という視点、つまり「安全性」です。

ダイエット法を選ぶ際は、この3つの視点を持って選んでください。

最近流行ったダイエット法で具体例をあげれば、例えば「タニタ食堂」というものがあります。

「タニタ食堂」とは、1食あたり500kcalで計算された料理のレシピがたくさん載っている本です。このこのタニタ食堂をダイエットに利用しようとする場合、1日3食のうち何食かを、このタニタ食堂で紹介されている料理に置き換えるといった方法になります。

仮に、1日、朝、昼、晩、3食をこのタニタ食堂の料理に置き換えた場合、1食あたり500kcalですから、3食で1500kcalになります(タニタ食堂がそれをおすすめしているわけではありませんが…)。

このエネルギー量は、女性だと微妙ですが、男性ならばほとんどの方が痩せていくエネルギー量です。

ですからタニタ食堂は、「実効性」つまり「実際に痩せるか」という面では安心感のあるダイエット法といえます。ただし、タニタ食堂でのダイエットは基本的に自炊が前提条件になります。

ですから「続けやすさ・続けられるか」という「安定性」の点で見れば、「料理をしない方」「外食の多い方」「料理を作ったとしても、材料の重さを計ったりするのが面倒くさいという方」などにはハードルの高くなるので、そういった方には「安定性」の悪いダイエット法になります。

別の例として「ロングブレスダイエット」をあげます。この「ロングブレスダイエット」は
美木良介さんのすすめる呼吸法で、2011年に流行したダイエット法です。

このダイエット法は基本的に呼吸法ですから、実際にこれを行うにあたっては、道具も必要ありませんし、強靭な体力も、長い時間も必要ありません。ですから比較的ほとんどの方が実行できます。

このことから安定性の面で言えば、続けやすい、安定性のあるダイエット法だといえます。しかし、「実際に痩せるか」という「実効性」の面でみれば、呼吸法ですから、これだけで痩せるというのは現実的には難しいと思います。要するに、なかなか痩せないであろう「実効性」が疑わしいダイエット法です。

ですから、この「ロングブレスダイエット」でダイエットを行うならば、このダイエット法とは別に、「実効性」の高いダイエット法と組み合わせるという工夫が必要になったりもします。

次回は、この「実効性」「安定性」「安全性」の3つについて、もう少し詳しく説明したいと思います。


【関連情報】
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