睡眠の質を高めるコツとは
著書「時短メイクbeauty」のほか各種メディアで時短美容テクを提案や、色彩の知識を活かしカラーアナリスト&セラピストとしても活動している城後紗織先生が、「睡眠を高める方法」という記事を掲載していたので、その内容を紹介します。
城後先生によれば、美容と健康のためには6~8時間の睡眠を確保するのが理想的とのことです。しかし、最近ではそれだけの睡眠時間を確保しても、美容や健康を維持できない方々が出ているようです。
この現象の原因はどうやら睡眠の「質」にあるそうです。この睡眠の質に関して、最新の調査によれば、女性に多い悩みである「冷え・ストレス」が起因しているそうです。
睡眠不満足者の86%が睡眠の改善ができないでいる
「血めぐり研究会 supported by kao」の2012年8月に全国の20~50代の男女800名を対象に行なった調査によると、「睡眠に不満がある」と答えた人は半数以上の439名に上ったそうです。
そして、そのうちの86.4%が睡眠に対して「何らかの対策をしている(いた)」「対策方法がわからないので何もしていない」と回答していました。
「冷え・ストレス」が睡眠の質を下げるのはなぜか
また、睡眠の質が悪い人に「なぜ睡眠の質が下がっているのか」という質問をしたところ、「身体の冷え」「日ごろのストレス」などが上がった。
そしてそられに該当する人は「日頃の睡眠に不満足である」と回答した人が7割を超えたことから、「冷え・ストレス」が睡眠の質を下げていることがうかがえた。
スリープクリニック調布院長・遠藤拓郎先生の見解によれば、基本的に、就寝前に体温が上がり、それを下げるために身体の表面から放熱されていくと人は睡魔に襲われます。そのため「冷え症」の方は、それらの温度調節ができないため睡眠しにくい体質になっています。
また睡眠中は、昼の活動時に活発になっている交感神経から副交感神経に活動を切り替えます。しかし慢性的なストレスを抱えている人はそれらの切り替えがうまくできず、睡眠しにくい体質になってしまいす。
そのため「冷え・ストレス」などは睡眠の質を下げる原因になるようだ。
遠藤拓郎式睡眠の質を上げるコツ
睡眠の質を上げるためには、眠り始めの3時間に多く出現する深い眠りである「深睡眠」を引き起こすことが重要です。この「深睡眠」を取れていない人のことを「睡眠難民」と呼びます。
睡眠難民であるかのチェック
(1)目を閉じてから寝つくまでに30分以上かかる
(2)夜中に3回以上目を覚ます
(3)起床しようと思う30分以上前に自然に目が覚める
「深睡眠」を得るための方法
1.身体を温める
(1)寝る3時間前にショウガやトウガラシなど、身体を温める食材を食べる。
(2)寝る2時間前の軽い運動(ウォーキング、ヨガ、ストレッチなど)を行おう。
(3)寝る1時間前の38~40度のお湯で入浴し、10~20分ほどゆっくりつかる。
2.心身をリラックスさせる
就寝30分前に「首もと・目もと」を温める。「首もと」を温める場合は温熱シートで、「目もと」は蒸しタオルや市販されている蒸気で温める愛マスクなどを活用しよう。
3.その他
睡眠難民に多い就寝前の行動を下記画像に記しています。それらを行わないようにしましょう。
以上
(2012/10/18)
執筆:比嘉武詩
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