埼玉の女子高生がMDクリニックダイエットで健康被害!?
2012年10月22日に、埼玉県に住む高校3年生の女子生徒(18歳)が、インターネットで購入した「MDクリニックダイエット」と称する薬剤を服用し、動悸(どうき)や息切れなどの健康被害を訴えたとのことだ。
埼玉県の発表によると、女子生徒はMDクリニックダイエットの薬をタイのホームページの通信販売で入手し、9月21日~25日の間、1日3回、計6種類の錠剤やカプセルを飲んだところ、胃に不快感を感じるなどの症状が表れて医療機関を受診したとのこと。
この結果を受けて、女子生徒が使用した薬の成分を調べたところ、国内で未承認の成分「シブトラミン」を検出されました。
この薬は全国で死亡例が4件あり、県内では昨年6月にも同じ薬を飲んだ30代女性がけいれんなどの症状を訴えた事例もあります。服用する際には医師の処方を仰ぐよう注意を呼びかけている。
MDクリニックダイエットとは
MDクリニックダイエットは、タイで有名な「MDクリニック」で処方されたダイエット薬のことを指します。方法は、体重差目安という当クリニックが指定している基準を使用し、レベル1~レベル16までの薬を、1日3回(昼食前、夕食前、就寝前、6~10種類)の服用するだけのダイエットです。
なおこの薬はMDクリニックで多くの人に処方し、効果は確認されていますが、日本国内では未承認薬(海外では肥満治療薬として認証済)が含まれる場合があります。
処方箋の目安
MDクリニックが出している副作用について
(1)咽喉が乾く。
(2)トイレが近くなる。
(3)多少だるくなり、眠気がする。
(4)下痢をする。
(5)吐き気がする。
(6)熱が出る・・・など。
(1)~(3)はしばらく服用すると治まることが多いが、(4)~(6)に関しては、錠剤が身体に合わ
ない、または強すぎる恐れがあるので注意が必要とのこと。
(2012/10/25)
執筆:比嘉武詩
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