所得が低い人ほど野菜不足に陥っている!?
2012年12月6日に、厚生労働省が行った『2011年の国民健康栄養調査』で、世帯の収入が少ないほど生鮮野菜の摂取量が少ないということが明らかになった。
この調査は昨年2011年11月に東日本大震災で被害の集中した岩手、宮城、福島3県を除く44都道府県で実施されました。
回答者は3021世帯で、高収入層の「600万円以上」、中収入層の「200万円~600万円」、低収入層の「200万円未満」に分け、生鮮食品の野菜や肉などの1日当たりの摂取量を集計した。
結果として、野菜は、高収入層が男女とも283gだったのに対し、中収入層は男性266g、女性271g、低収入層は男性259g、女性267gと、所得が少ない人ほど野菜の摂取量が少なくなることがわかった。
(2012/12/10)
執筆:比嘉武詩
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