発芽玄米の作り方
2008.06.12
玄米食の弱点は、食味が悪いことと時に消化性が悪すぎること。
そこで、それらの弱点を補う方法の一つがが玄米を発芽させて発芽玄米にしてしまうということ。
若干手間はかかりますが、それだけに、発芽した玄米に愛着がわくこと請け合いですので、ぜひチャレンジしてみましょう!
以下、発芽玄米の作り方です。
底が広めの鍋やトレーを準備します。そのトレーに1㎝程度の厚みで玄米(できれば無農薬や減農薬米)を敷き詰めます。そして、玄米がぎりぎり浸る程度に水を入れます。
玄米が発芽するために最適な温度は35度前後なので、ひと肌くらいの温かさの水を入れてあげるとより発芽が促進します。
夏場なら軽くラップをかけてそのっま室内に放置し、冬場はできるだけ保温された環境で放置します。この際、玄米の呼吸を妨げないように密封はしません。
後は、できれば4、5時間おきに水を入れ替えながら24~30時間待ちます。すると、最後には一部の玄米から芽が出てくるのを確認できるでしょう。
最後に良く洗った後、水を切り吸水紙の上で天日干しをすれば自家製発芽玄米のできあがりです。保存は冷蔵庫で行いましょう。
~質問と回答~
以前、読者の方から次のようなご質問をいただきましたので、参考まで、質問および返答を掲載します。
【質問】
河口哲也 様へ
こんにちは。
発芽玄米をつくってみたいと思うのですが、
4、5時間ごとにお水をとりかえるのは夜中などちょっとむずかしいと思うのですが、
6,7時間だとどうなんでしょうか?
6,7時間なら続けられそうだからやってみたいと思うのですが…。
お返事していただければ幸いです。
【回答】
○○ 様
こんにちは。
All About ダイエットガイドの河口(当時)です。
発芽玄米で水を変えるのは、玄米が発芽するときに老廃物を水中に出すので水が汚れるからで、厳密に時間にこだわる必要はありません。
起きているときは5時間おきぐらいで水を変えて、寝ているときは変えなくても全然OKです。
また、何かわからないことがあればご連絡ください。