肉料理カロリーダウン5カ条
肉料理カロリーダウンの概略
ダイエット中でも肉料理を食べたいときってありますよね。そこで「ダイエット中に肉料理が食べたい!」「肉の無い食生活はできない」という方に参考として肉料理に関するカロリーダウンの5ヶ条を紹介します。
一、肉のパーツにこだわる
肉のカロリー(エネルギー)はパーツにより大差があります。
例えば、和牛100gの各パーツのカロリーは以下のとおり。
ヒレ … 220Kcal
もも … 250Kcal
そともも … 260Kcal
かた … 290Kcal
ランプ … 350Kcal
肩ロース … 410Kcal
リブロース … 470Kcal
サーロイン … 500Kcal
ばら … 520Kcal
ご覧のようにヒレとばらではそのカロリー差は約2倍です。ダイエット中に使う肉のパーツを選ぶことで、余計なカロリーを大幅にカットすることができます。
一、見える脂身や鳥の皮は取り除くようにする
肉のカロリーが高めなのは、動物性の脂肪とセットになっているから。肉の脂身を取り除くことで、10gごとにおよそ70Kcalもカットすることができます。
また鶏肉では皮がついているかでそのカロリーが大きく変わります。
例えば鶏肉100gを使用したチキンカツならば、鶏肉の皮があるかないかで、およそ100kcalも差がでてきます。ダイエット中に肉を摂る場合は、目に見える脂、鶏肉の皮は取り除くことが大切です。
一、調理法を工夫する
調理法を工夫することで、同じ肉なのにカロリーが大きく違ってきます。
例えば牛もも肉100gの場合次のようになります。
ゆでる … 約130Kcal
蒸す … 約140Kcal
網焼き … 約140Kcal
炒める … 約150Kcal
衣をつけて揚げる … 約250Kcal
ゆでる場合と、衣をつけて揚げた場合では約2倍のカロリー差があります。ダイエット中はできるだけ揚げることを避け、ゆでる調理法を選びましょう。
一、揚げるなら衣は少量にする
肉料理は唐揚げやフライのように油で揚げることが多々あります。そもそも揚げ物はカロリーが高く、ダイエット中には避けたいもの。しかしどうしても肉を油で揚げて食べたい場合は、せめて衣だけは少なめにしましょう。
それは衣の小麦粉が油を吸収しやすい性質があるため。
例えば100gの鶏肉をにたっぷり衣をつけて揚げると約250kcalになります。しかし同じ条件で衣を少なめにつけると約200kcalとなり約50kcalのカロリーカットとなります。
また具材は小さくカットするより、大きくカットして油で揚げるほうがより低カロリーになります。それは、断面積が小さいほうが油の吸収が少ないため。より小さくすると断面積が大きくなるのです。
一、付け合わせを考える
通常はあまり意識しない肉料理の付け合せ。肉のカロリーカットを心がけても、付け合わせを含めた全体的なカロリーが高いようでは意味がありません。
例えば同じ量の「いものバター焼き」と「フライドポテト」を比べた時、いものバター焼きよりもフライドポテトの方が約40kcal高くなります。
肉料理を食べる際は、付け合わせにも注意しましょう。
以上、肉料理を食べるときはお忘れなく!