ダイエットをしても痩せない人の理由とその改善法とは
野菜ソムリエ、管理栄養士を勤める岸村康代先生が、「ダイエットで痩せない人の理由&その改善法」という記事を掲載していたので、その内容を紹介します。
岸村先生によれば、ダイエットをしても以下に記載している内容にチェックが入るとなかなか痩せないとのこと。そこで、まず痩せない理由を明確にし、それについての対策についてお伝えします。
ダイエットチェックリスト
どの項目も、チェックがついたら「痩せにくい」可能性があります。
項目別対策方法
No1:カロリーだけでなく栄養バランスにも気を使いましょう
ダイエットに失敗する方の一つの特徴として、カロリーを意識しすぎてコンニャクや寒天、生野菜などの低カロリーの食材ばかりを食べるという人です。
たしかに摂取カロリーを減らせば痩せますが、それを実行しても長続きせず、結局ドカ食いを引き起こしてリバウンドしてしまいます。
また、もしその我慢に耐えても、栄養バランスが取れていなければ効率よく脂肪を燃焼することができないだけでなく、健康にも悪影響を及ぼします。
ですから、ダイエットをする際は摂取カロリーだけに目を向けず、栄養バランスも考慮しながら食事を決めましょう。
No2:運動直後の体重の増減は脂肪ではなく水分の増減の可能性がある
運動をするとカロリーは消費していますが、実は体重が減っている場合、そのほとんどが吸い武運である可能性があります。
例えば、脂肪1kgを燃焼させるためには約7200kcalのエネルギー消費が必要だとされています。これは、軽めのウォーキングを約27時間行って消費する量です。
ですから、1日に集約してダイエットを行うのではなく、1日少しずつ行う姿勢が大切になってきます。
No3:夜眠らないと太りやすい体質になる
夜の睡眠には、成長ホルモンやコルチゾールというホルモンの分泌を促すことで、脂肪を燃焼しやすい身体にしてくれます。
つまり逆の夜更かしを行う人は、それらの恩恵を得ることができなくなり、結果的に太りやすい体質になってしまいます。
さらに悪いことに、寝不足はグレリンという食欲を促すホルモンの分泌をうながすので、よけい太りやすくなってしまいます。
規則正しい生活がダイエットの基本だといえます。
No4:空腹時に甘いものを食べると太りやすくなる
空腹時に甘いものを食べると、血糖値が急激に上昇し、それを抑えるためにインスリンというホルモンが分泌されます。
このインスリンは、余分な糖分を脂肪細胞へと運ぶため、その行いを続けていると脂肪細胞が肥大するので太ってしまいます。
ですから、もし甘いものを食べる場合でも、食事の後など空腹時を避けるようにしたほうがよいです。
No5:炭水化物は甘いものと同じと心得る
No4でもお話しましたが、血糖値が急激に上がると太りやすい体質になります。これは甘いもの(砂糖類)だけでなく、炭水化物でもいえます。
炭水化物は、身体の中にはいると最終的には糖質に変化するため、血糖値を急激に上げてしまう原因になります。
ですから、空腹時はタンパク質類や野菜などの血糖値を上げる値(GI値)が低いものから食べ、徐々にGI値の高いものへと食べる順番が大切になってきます。
ちなみにGI値は「GI値参考表」を参考にしてください。
No6:付けあわせだけでは野菜摂取量が不足します
厚生労働省の1日の野菜目標摂取量は350gとされています。これは外食に付け足される野菜類では到底補えない寮となります。
ですから、付け合せの野菜だけでなく、別で野菜類を摂取するように心がけましょう。
No7:我慢はダイエットを長続きさせない
ダイエットだけなく、何かを我慢すると、かえってそのことが気になったり、途中で諦めてしまう可能性がでてきます。
それを防ぐためにも「無理をしない」というのが基本です。自分が無理なくクリアできるレベルを把握し、それを長期間続けることに意識を向けてみましょう。
No8:素早く食べれるものは炭水化物に偏ってしまう
仕事をしながら手軽に食べられるものは、ほとんどの場合炭水化物含有量が多いといえます。ですから、それらを理由にコンビに食ばかり食べていると、炭水化物摂取量が多くなり、結果的に肥満になってしまいます。
もしコンビに食を食べるならば、意識的に野菜類や炭水化物類を避けるように工夫しましょう。
以上
(2012/09/19)
執筆:比嘉武詩
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