「お尻ニキビ」の対処法とは
美容家で東京、銀座と福岡県でエステティックサロンLucent Avenirのオーナーを務める依口倫子先生が、「お尻ニキビの原因とその対処法」という記事を掲載していたので、その内容を紹介します。
お尻ニキビの原因
1.蒸れ
お尻は顔と違い皮脂量が少ないため、通気性が悪いとすぐ蒸れてしまいます。その結果、汗や皮脂が蒸発させることができないので、蒸れてお尻にニキビができやすくなります。
2.摩擦(まさつ)
そもそもお尻は座ったときに上半身を支えるため、下着・衣類また、椅子などの摩擦や圧力で擦れてしまいます。特にデスクワークを主としている人には摩擦が原因でニキビを作り出している可能性が高くなります。
3.角質肥厚(かくしつひこう)
角質肥厚とは、肌の角質層が分厚くなることを指します。皮脂量が少ないおしりは乾燥しやすく、古い角質が溜まりやすい部分です。また、摩擦によってもどんどん角質が固くなります。この状態になると、どうもニキビができやすくなるようです。
4.下着の締めつけ
自分の体型に合わない下着を着けていると、血行不良やリンパの流れの悪さを招きます。そうなると老廃物が溜まってしまうので、ニキビを作り出してしまいます。
5.シャンプーやリンスが残っている
しっかりと洗い流したつもりでも、意外と残っているのがシャンプーやリンスです。これらがしっかりと洗い流されていないと、ニキビを作る原因になります。
6.骨盤のゆがみ
運動不足や姿勢の悪さ、長時間ハイヒールを履くなどしていると骨盤がゆがんでしまいます。骨盤がゆがむと、血行不良が起こるため老廃物が蓄積されます。その結果にきびを作る原因になります。
7.ホルモンバランスの乱れ
不規則な生活、偏った食事、ストレスなど、実に様々な原因でホルモンバランスが崩れます。もしホルモンバランスが崩れると皮脂の分泌をうまくコントロールできなくなります。その結果、お尻にアクネ菌が繁殖し、ニキビができやすくなります。
お尻にニキビができにくくする方法
1.通気性の良い下着をつける
下着は綿100%やシルクの下着をつけるようにすること。綿はアミノ酸やタンパク質でできているので、人間の皮膚の成分とよく似ており肌なじみが良いです。また、通気性も良く、汗も吸収しやすいので蒸れ防止にも役立ちます。
なお化学繊維の下着は、通気性や吸水性が悪いだけでなく、静電気を発生させるため肌を傷つける可能性があります。ですからできるだけ綿100%やシルクの下着にするようにしましょう。
2.常に清潔を心がける
お尻は常に不潔と隣り合わせの部位です。蒸れもそうですが、トイレの便座にもすわりたくさんの菌と触れてしまいます。ですから、それらの菌をしっかりと排除するよう清潔に保つようにしましょう。
3.洗うときは優しく
皮膚に刺激を与えるとにきびができやすくなります。ナイロンなどでゴシゴシと洗うのではなく、
手で優しく円を描くように洗うように心がけましょう。
4.正しい食生活を
基本的にニキビ改善に共通するのがバランスの良い食生活です。特にオススメなのが、ビタミンB2(レバー・納豆など)やビタミンB6(レバー・かつおなど)です。それらの食品をうまく組み合わせながら食生活を見直していきましょう。
以上
(2012/09/22)
執筆:比嘉武詩
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