「ためしてガッテン」で放送された顔のシワを改善する方法とは
2012年9月19日に、NHK系列「ためしてガッテン~ついに発見!顔のシワ 本当に作らない美肌術~」で、シワを作らない方法を放送していたので、その内容を紹介します。
シワの原因は弾性繊維(だんせいせんい)が破壊
弾性繊維とは、物の結合組織の基質に含まれるタンパク質性繊維の一つで、その他の繊維よりも弾力に富み、酸・アルカリに抵抗が強いという特徴を持ちます。
弾性繊維は老化と共にその弾力性が失われていきますが、それよりもその老化を促すのが「紫外線」とのことだ。
紫外線には「UV-A」と「UV-B」とがあり、前者は皮膚の奥まで届き、後者は前者と比べて皮膚への影響が少ないのですが、どちらも弾性繊維を破壊します。
番組内では、紫外線をメインに解説していましたが、弾性繊維を壊すその他の要素として「女性ホルモンの低下」「喫煙習慣のある方」の2点もあげていました。
紫外線の防ぎ方
紫外線を防ぐために活用されるのが「日焼け止めクリーム」です。しかし、日焼け止めクリームといっても実に数多くの種類があるため、何を選んでいいか迷いますよね。
そこで選ぶ目安となるのが「PA」という表示です。「PA」とは「Protection grade of UVA」の略で、紫外線どのくらい防止できるかという目安になります。これは3段階に区分され、効果の度合いを「+」の数で表示し、 PA+~PA+++まであります。
なお紫外線は、季節に関わらず、年中降り注いでいるので、日頃のケアが大事とのことです。
次に化粧品会社のヘアメークアップアーティストを35年も務める上田美江子先生が、シワを目立たなくするメイク術を教えていたので、その内容も紹介します。
シワを目立たなくするメイクのポイント~番外編~
(1)化粧水や美容液でお肌を整える。
(2)次に、化粧下地をつける。
(3)そうすることでファンデーションをつけてもよれにくく、シワが目立ちにくくなる。
(4)くぼんでいる部分にも、化粧下地を行いましょう。
(5)(4)をぶる場合、色は淡いピンクなどの明るめの色が効果的です。
(6)ファンデーションは、シワのない部分から塗る。
(7)シワのある部分には、残りを軽くつけるだけにすること。
(8)眉は細くしすぎせず、茶色など、やさしい色を使用すること。
(9)口紅も、ふっくらとさせるためのやさしい色を使う。
<注意>
厚化粧だと、一度でも笑うと厚塗りしたファンデーションがシワの部分に入り込んでかえって目立ってしまいます。ですからシワを隠そうと思って化粧を厚く塗るのは控えましょう。
<化粧参考動画>
プロ直伝!メイク講座~基礎化粧編~
プロ直伝!メイク講座~ファンデーション編~
プロ直伝!メイク講座~ベースメイク編~
以上
(2012/09/20)
執筆:比嘉武詩
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