「太りやすい」「太りにくい」は遺伝子のせい?(ダイエットガイド.jp)

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Dietguide:Tetsuya Kawaguchi

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更新日 2012-10-03 | 作成日 2007-11-18

「太りやすい」「太りにくい」は遺伝子のせい?

2012年8月17・24日号の「週刊ポスト」にて、京都市立病院糖尿病代謝内科の吉田俊秀先生が肥満遺伝子について記事を掲載させていたので、その内容を紹介したいと思います。

吉田先生によれば、同じものを食べても太る人と太らない人がいるのは「肥満遺伝子」と呼ばれるものが左右するからとのことだ。事実、この肥満遺伝子は、日本人には10種類以上存在するとされ、そのうちのどれが存在するかで基礎代謝量に関係してくる。

現在の遺伝子研究では、特定の体質に関して一塩基多型(SNP)と呼ばれる変異が重要なマーカーとして注目されています。このSNPは世界では約100種もあると報告されている。

その中で具体的に肥満に関係しているとされる遺伝子として「β3AR(ベータ3アドレナリン受容体遺伝子)」「UCP1」「β2AR(ベータ2アドレナリン受容体遺伝子)」の3つがあげられます。

「β3AR(ベータ3アドレナリン受容体遺伝子)」を持つ人は通常の基礎代謝よりも200kcal低く、続いて「UCP1(脱共役タンパク質1)」は100kcal、「β2AR(ベータ2アドレナリン受容体遺伝子)」は300kcal低いことが確認されています。

もしそれらが体内に存在するのであれば、今現在痩せていたとしても、今後太りやすくなる可能性がでてくるそうだ。

吉田先生によれば40代以降に肥満遺伝子が動き出すことが多く、適度な運動や筋肉トレーニングなどで消費カロリーを増やしたり、食事制限などで摂取カロリーを減らす努力が必要とコメントしている。

なおこの肥満遺伝子については、「遺伝子検査キット」なるもので検査することができるとのことだ。

ちなみに、昔日本でもこの佐藤芹香先生の著書「マトリックス(遺伝子型)ダイエット」というもので話題になりました。

佐藤先生はこの遺伝子を下記の画像のようにわけて、それにあったダイエット法を伝授しています。

【マトリックス(遺伝子型)ダイエット】遺伝子の判別.jpg


もし興味のある方はお読みください。




(2012/08/07)

執筆:比嘉 武詩



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