頭痛を改善するツボとは
2012年8月3日に発行された株式会社まぐまぐの「健美まぐ」にて、博心堂鍼灸院で院長を務める鈴木宣博先生が頭痛緩和に効くツボを掲載していたので、その内容を紹介します。
鈴木先生によれば、頭痛だけでなく、痛みの症状はカラダのこわばり・緊張が原因で起こるとのことだ。ですから、常時緊張状態に慣れているカラダをほぐさなければ頭痛は改善しません。このカラダのこわばりを改善するツボが「肩井(ケンセイ)」です。ではそのツボの刺激の仕方を紹介します。
肩井(ケンセイ)のツボ療法
1.行う時間帯
仕事・学業等の合間や就寝前、あるいは症状のある起床時などに行いましょう。姿勢は立ったままでも、座っていても、横になられていても構いません。
2.意識してカラダをゆるるめる
できるだけ肩首や背中の緊張を意識的に抜いておきます。ツボ押を行う前に、アゴを少し引くようにして、首の後ろ側を伸ばしておきましょう。なお、後頭部を頭の先に向かって押し上げるようにすると、肩が下がり上半身の緊張が抜けやすくなります。
3.ツボを押しましょう
(1)首の付け根の両側にある、コリコリとしたこわばりにある「肩井」のツボを探す(写真①を参考)。
(2)コリコリする箇所が、数か所ある場合は順番に指をあてていきます。
(3)「肩井」のツボを定めたら、胸の前で両腕を交差して、両手の指を「肩井」にあてがいます。
(4)この時にギュッと強く圧力をかけることが無いように注意します。
(5)両手の指を「肩井」に引っかけたまま、両肘を下へ引っ張ります(写真②を参考)。
(6)呼吸は鼻から息を吸い込み、口からハーッと大きく吐き出します。
(7)呼吸をする時に口を半開きにしておき、首・肩・頭の緊張が入らないように工夫します。
(8)頭痛がしなくてもこまめに(1)~(7)のツボ押を行うようにしましょう。
(9)緊張をほぐしたいときにも有効です。
以上
(2012/08/11)
執筆:比嘉 武詩
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