ビタミンEの過剰摂取すると骨が折れる!?
ビタミンEには「血行促進」「抗酸化作用」「免疫力アップ」などのアンチエイジング効果があるとされ、積極的に摂取されている方もいると思いますが、なんと過剰に摂取すると骨粗鬆症になってしまうという研究結果を慶応義塾大学医学部が発表しました。
研究では、マウスとラットに人間がサプリメントとして服用しているビタミンEに相応する量のビタミンEを添加したエサを8週間投与しました。
すると「破骨細胞」と呼ばれる骨に含まれる物質が骨を吸収し、骨量が減った結果、骨粗鬆症を発症させたっとのことだ。
ちなみに厳密に言えば骨細胞という小さな細胞とそれを覆うコラーゲンやアパタイトと呼ばれる物質をまとめて「骨」といいます。
骨にも新陳代謝があり、成人の場合であれば、1年間で5~10%の骨組織が新しく生まれ変わります。その時に古い骨を溶かして吸収するのが「破骨細胞」と言います。
前述でも触れたように、実験結果によればビタミンEは「破骨細胞」の働きを活発にするため、摂取量をしっかりと守る必要があります。
なお、厚生労働省のHPにてビタミンの許容摂取量が明記されているので興味のある方は除いてみてください。下記の画像は参考程度です。
(2012/08/30)
執筆:比嘉武詩
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