炭水化物を摂取した後に猛烈な睡魔が襲ってきませんか?(ダイエットガイド.jp)

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Dietguide:Tetsuya Kawaguchi

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更新日 2012-10-03 | 作成日 2007-11-18

炭水化物を摂取した後に猛烈な睡魔が襲ってきませんか?

食事をした後に眠くなるという経験は誰しもがあるのではないでしょうか。しかし、この睡魔が極端になってくると「機能性低血糖症」という病気の可能性が出てきます。

「機能性低血糖症」とは血糖値が正常の変動幅の調整ができず、血糖値が乱高下するため、それに伴った様々な症状を引き起こす病気です。

ちなみに健康な人の血糖値は、食事をすると緩やかに上がり3~4時間で空腹時とほぼ同じ値に変動します。具体的な数字として日本糖尿病学会によれば、空腹時血糖値は80~110mg/dℓ未満、食後2時間の血糖値は140mg/dℓ未満を優れた値とみなし、この範囲内にあれば正常だとしています。

この症状を引き起こす原因として、炭水化物や糖質の長年の過剰摂取や体質など複数の要因があるとのことです。

新宿溝口クリニック院長の溝口徹先生によれば、この病気が発症した場合、食後に猛烈な睡魔に襲われたり、身体のダルさ、突然イライラするなどの自覚症状が出てくるとのことだ。また、食事をかえていないので、健診などで中世脂肪の数値が上がっている場合も機能性低血糖症の可能性があるようです。

この病気を防ぐためには、血糖値を乱高下させない食事を意識することや、もし症状が重い場合は昼食と夕食にご飯やパン、麺類、デザートなど炭水化物と糖質を制限する食事を2~3週間続け、その後に肉や魚、豆類などのタンパク質を十分に摂取する食事療法が望ましいとのこと。

なお、上記のような症状が出た場合は、念のため専門の医師と相談するようにしましょう。


(2012/09/20)

執筆:比嘉武詩

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