保湿剤の浸透を高める方法とは
2012年9月21日に発行された株式会社まぐまぐの「健美まぐ」にて、ファーマ・ヴィセラの専門薬剤師で、「リコ先生のすっぴんクリニック」などのメルマガを発行している山口理子先生が、保湿剤の効果的な使用方法をを掲載していたので、その内容を紹介します。
山口先生によれば、秋ごろから冬にかけて気温が下がってくると、肌の乾燥が進行する季節とのことだ。この乾燥が肌表面を厚く硬くさせるため、しっかりとした保湿やスキンケアを行わなければ、水分や潤い成分が肌の奥へ浸透せず、せっかくお手入れしても効果が半減します。
そこで今回は、保湿剤の水分と潤い成分の浸透を高める3つのポイントをご紹介します。
浸透率を上げる3つのポイント
1.密閉状態を作る
まずは水パックで密閉状態を作ります。肌を密閉することで、逃げられずに溜まった水分で肌がむれ、角質がふやけた状態(一時的にバリア機能が低下した状態)になります。
2.皮膚の温度を上げる
項目1で行った密閉をしっかりと行うことで、体温で肌温まり、保湿剤の潤い成分がとても浸透しやすい環境となります。
3.化粧水の前に「水パック」を行う
ここで気をつけたいのが、化粧水をそのまま浸したパックを使用しないことです。乾燥している肌は刺激に敏感になっていて、化粧水に含まれる添加物が逆にお肌を刺激する可能性があります。肌に優しい「水パック」をラップフィルムで覆って密閉する方法がお薦めです(写真①を参考にしてください)。
4.普段よりもたっぷりの量の化粧水を塗る
水パックで潤い成分が浸透しやすくなったお肌に、普段よりもたっぷりの量の化粧水をすぐになじませましょう。ただし、お肌は一度にたくさんの量を吸収できません。少量ずつ、優しくゆっくりと手で温めるようにハンドプレスします。これを3~4回繰り返しましょう(写真②を参考sにしてください)。
以上
なお山口理子先生に関する記事として
「お肌の柔らかさを保つ方法とは」
「秋は「潤い対策」がとっても大切!」
がありますので、興味のある方はお読みください。
(2012/09/30)
執筆:比嘉武詩
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