若返り効果のない成分とは
小学館が運営する「美レンジャー」にて、「サプリメント&オーガニック化粧品」のコラムを執筆している吉田理恵先生が、「若返り効果のない成分」という記事を掲載していたので、その内容を紹介します。
若返り効果のない成分
1.コラーゲン
コラーゲンと聞いて多くの方の頭に思い描かれるのは「お肌のハリや弾力に必要なもの」だと思います。それはその通りで、それは人間の皮膚の真皮という場所に存在し、お肌のハリや弾力を出すのに貢献しています。
しかしその効果にあやかってか、化粧品などに「コラーゲン配合でお肌にハリや弾力を」的な広告を眼にしたことはないだろうか。吉田先生によればこの効果は全くのウソなのだそうです。
そもそも薬事法で、化粧品に含有するコラーゲンの量が決められているため、それを塗ったところで肌の角質層までは浸透したとしても、真皮まではその効果をもたらすことができ中らだそうです。
つまり、化粧品のコラーゲンは保湿のみに限定されているのです。
2.EGF
EGFとは皮膚の細胞を再生させる成分のことです。この成分はノーベル医学生理学賞を取った成分として認知され、最近では、多くのドラッグストアなどで、EGF配合パックなどを見かけられます。
しかし、こちらもコラーゲンと同じように、薬事法などで含有量が制限されているため「細胞を再生させる」までの効果を得られません。
ただし「肌を柔らかくし、ハリ・ツヤを与える」という効果に対しては友好的なのだそうです。
化粧品としては、“肌を柔らかくし、ハリ・ツヤを与える”などの効果に限定されるのですが、医療としては“細胞再生効果”が得られます。EGFは、もともとは火傷などの治療に使われていたのです。医療で使えるEGFの濃度と、化粧品で使えるEGFの濃度は異なりますし、期待できる効果も違うのです。
ちなみに小顔トレーニングとして「「教科書にのせたい!」で放送されたほうれい線をなくすトレーニングとは!」の記事もありますので、興味のある方はお読みください。
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