酵素ダイエットやりがちなNG行動とは
東京都品川区西五反田で女性専用のエステ&エナジースパのサービスを提供する「garicia(ガリシア)」で店長を務める清崎汐里先生が、酵素ダイエットのNG行動に関する記事を掲載していたので、その内容を紹介します。
酵素ダイエットのNG行動
1.熱を加え過ぎる
酵素には大きく分けて「消化酵素・代謝酵素・食物酵素」の3つがあり、巷で聞く「○○で酵素を摂取!」は「食物酵素」のことを指します。この食物酵素に関わらず、基本的に酵素は熱に弱く、48℃で壊れてしまいます。
ですから、酵素を摂取する場合は基本生で食べるか、炒めるにしてもサッと熱を通すぐらいしかできません。
酵素ダイエットを始める場合は、調理法に気を付けてください。
酵素は熱に弱いので、加熱調理していない生野菜・果物・海藻・刺身・生肉などに含まれています。熱といっても、40度くらいまでは大丈夫だといわれています。
2.ミキサーにかけ過ぎる
酵素を摂取するからといって、常に生で食べるのは至難の業ですよね。特に野菜嫌いであればなおさら…。そこで登場したのグリーンスムージーなどのミキサーで粉砕してジュース形式で摂取する方法です。
この方法だと果物などの甘味で野菜臭さを消せるため生野菜を難なく摂取することができます。ですがここで問題なのがミキシングしすぎることです。
項目1でも触れましたが酵素は「熱」に弱いため、ミキサーにかける時間が長いと、それの高速回転&遠心力の摩擦によって壊れてしまう可能性が出てきます。ですから、ミキサーにかける時間をできるだけ短くするようにしましょう。
なおグリーンスムージーに関しては
「元ミスインターナショナル世界大会4位が教えるスムージーとは」
「アンチエイジングに効く!?「ベリーとニンジン葉、しそ葉の夏バテ予防ジュース」」
「山口蝶子先生が教える効果別グリーンスムージーのレシピ」
「矢野未希子のダイエットはグリーンスムージー!?」
などがありますので、興味のある方は参考までに読んでみてください。
3.運動をしない
清崎先生によれば、酵素を摂取すると体は脂肪を燃やしやすい状態になるとのことだ。しかし、酵素が自然と脂肪を燃やすのではなく、それとプラスして運動をしなければ脂肪は燃焼しましょう。ですから酵素ダイエットを行う際は適度な運動を心がけてください。
以上
ちなみに、当サイトを監修しているダイエットガイド河口先生のメルマガに投稿された「ダイエットガイド河口哲也の毎日やせる魔法の言葉」のvol.4の内容によれば、
「ただ、あまり大きな声では言えませんが(スピリチュアルな世界として酵素を信奉している方も多くいらっしゃいますので…)酵素は直接ダイエットとは関係ありません。それどころか、消化を助ける酵素は、食品を吸収しやすくする、すなわち栄養を吸収しやすくするため、ダイエットには逆効果であるとさえもいえます。
それでは、ローフードがトータルでダイエットに役に立たないかと言えば、そうではありません。例えば、果物ならば、加工食品としてのジュースで摂取するよりも、果実そのものの方が多くの難消化性物質(太らない物質)を取り込めますし、熱に弱い部類のビタミン類も摂取することができます。野菜なら、食物繊維のみならず、加熱すると蒸散する水分もまとめて摂取することになるので、たくさん食べてもローカロリーです。
つまり、生で食べるということは、ダイエット食品を選別する有力な方法となりえるのです。(一部抜粋)」
と見解しています。
(2012/09/12)
執筆:比嘉武詩
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