■ ■ 笹生式ローフードダイエットの実践 ■■
1.未加熱の食べ物を食べ、加工食品をできるだけ避ける
食品は加熱されると、酵素が破壊され、さらにはその食材に含まれる豊富な栄養素も壊れます。ですから、できるだけ未加熱の食品のみを食べるようにしてください。なお加工食品は加熱処理をされていることが多いので、ローフードダイエット中は基本的には食べることができません。
2.自分が生活している土地でとれた旬のものを食べる
自分が生活している土地で採れたものには、その土地で暮らす人々に必要な栄養素を備えているといわれています。ですから、できるだけ自分の生活する土地で取れる旬の食材を食べるようにしましょう。
4.組み合わせを考えて食べるようにする
消化は、私たちが考えている以上にエネルギーを必要とする作業です。間違った組み合わせで食べると、消化器官に負担を強いることになります。例えば肉じゃがを食べた場合、胃の中では肉を消化するために酸性の消化酵素と、じゃがいもを消化するためにアルカリ性の消化酵素が分泌されます。このように酸性とアルカリ性の消化酵素が混ざると中和反応が起こります。そうなると、どちらの食材の消化も妨げられ、消化器官に負担をかけてしまうのです。ですから、消化がスムーズに行えるような以下の食べ合わせのルールを守りましょう。
【食べ合わせのルール】
(1)果物は空腹時に食べ、他の食べ物とは同時に食べない。
(2)タンパク質(肉類、魚介類、乳製品、卵など)とでんぷん(米、小麦、根野菜など)を一緒に食べない。
(3)タンパク質と野菜類、でんぷんと野菜類の組み合わせで食べるようにする。
(4)一度に複数のタンパク質を食べない。(例えばベーコンエッグなど)
6.体のサイクルに合わせて食事をする
人間の体は「摂取」「同化」「排泄」の1日3つのサイクルで活動しています。具体的には午前4時から正午までが排泄、正午から午後8時までが摂取、午後8時から午前4時までが同化といったサイクルです。
「排出」の時間は、体内の老廃物を体外に排出する時間帯なので、排出を促す果物を食べるのが理想的です。
「摂取」の時間は栄養を吸収する時間帯なので、炭水化物やタンパク質、ビタミン、ミネラルなどを食べましょう。
「同化」の時間は、摂取した栄養を、体内に取り入れる作業をします。ですから、この時間帯は何も食べないのが理想的です。つまり、朝食は果物を食べ、夕食は午後8時までに終わらせることが体のサイクルに合った食事だといえます。
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