体重を増やすのはカロリーが原因だった!?
2012年1月6日のジャーナル・オブ・アメリカン・メディカル・アソシエーション(JAMA)に、米研究チームが「三大栄養素である炭水化物、脂肪、タンパク質をバランス良く摂取すると体重が減る」という通説に意義を唱える研究結果を発表した。
実験は56 日間にわたって意図的に1日当たり約1000キロカロリーを余計に摂取させるという内容です。被験者は健康な若い男女25人を対象に行なわれ、それらを「低タンパク質食」「通常のタンパク質食」「高タンパク質食」の3つのグループに分け、体重の増減と体脂肪の増減を計測した。
この実験の結果、「低タンパク質食」グループの体重は約3.2kg、「通常のタンパク質食」グループの体重は約6kg、「高タンパク質食」グループの体重は6.5kg増えたとのこと。そして体脂肪に関してはどのグループも同じくらい増えたこともわかった。
実験数が少ないが、「ダイエット(減量)」=「低脂肪or低炭水化物」という短絡的思考をやめ、しっかりと摂取カロリーを減らすことが重要なのかもしれません。
(2012/01/06)
【JAMA公式サイト】
http://jama.ama-assn.org/
【関連記事】
朝だけダイエット
週末お米ダイエット
低脂肪ダイエットと低炭水化物ダイエット、どっちが効果的?
ダイエット法100選に戻る
その他ダイエット法に戻る
ダイエット関連ニュース(メモ)に戻る