ダイエットの失敗する原因トップ10とは!?
2012年1月14日に「abcNEWS.com」にて、オレゴン健康科学大学の臨床管理栄養士のLinda Blarjeske先生と、アリゾナ州ツーソンにある大学医療センターで管理栄養士を務めるDebbie Pesickaが、ダイエットの失敗要因をまとめた記事を掲載したので紹介したいと思います。
1.極端な食事制限
「○○だけ食べるダイエット」のような極端な食事制限を行なうと、かえって食への欲求が高くなり、最終的には欲望に負けて過食してしまうケースが多いとのこと。それを防ぐにはまずは摂取カロリーを一般的な人なら1日1500kcal以内にし、それでいて栄養バランスに気をつけることが大切なようです。
2.目標を決めていない
「いつまでに」「どれくらい」と痩せる目標が定まっていないとダイエットに失敗することが多いようです。ダイエットをはじめる前に、必ず具体的な目標、例えば「1週間で500g痩せる」などの明確な目標を持ちましょう。ただし、無理な目標設定はせず、必ず自分が実行できる目標を耐えるようにして下さい。
3.お酒や清涼飲料水をやめない
1日1500kcal以内に食事量を抑えても、お酒や糖分を含む清涼飲料水を摂取すると体重が落ちない場合が多々あります。目標体重になるまで、できれば飲料水は純粋な水(または水にレモンやライムを絞ったもの)にすることが得策だそうです。
4.運動を行わない
体の中でエネルギーを多く消費するのが筋肉とのこと。ですから、筋肉量を増やさず食事制限だけで痩せようとすると、食生活を戻すと一気にリバウンドしてしまう人が多いようです。食事制限だけでなく、筋肉量を増やす運動もあわせて行うことが理想とのこと。
5.ストレスの発散方法を持たない
ダイエットを始めると、多くの方が食べたい欲求からストレスを受けるとのこと。またそれに加えて日常生活でもストレスを受けるので、発散方法を持たない人はそれら全てのストレスを食事で発散する傾向にあるようです。まずは自分のストレス発散方法を確立することが望ましいようです。
6.ダイエット成功のご褒美が食べ物であること
ダイエットを成功したときのご褒美を決めるとやる気が出る人も多いはずです。しかし、それが食に関係するものであれば、統計的にダイエットに失敗している人が多いようです。ダイエット成功のご褒美は洋服やアクセサリーなど食べ物以外のほうが良いようです。
7.生活習慣を大きく変更する
毎日3食がっつり好きなものを好きなだけ食べている人が、1日1食、しかも野菜だけの生活にし、運動も毎日1時間行う。このような急激な生活習慣の変更をしたら長続すると思いますか。極稀にそのような急激な生活習慣の変更を実行できる意思の強い方もいますが、大抵の場合は挫折してしまいます。まずは小さな変化を継続させ、最終的に自分の理想の生活習慣へと変化させることがダイエット成功への近道だそうです。
8.効果を早急に求める
ダイエット効果を早く出したがために無理をしてしまい、失敗するケースが多いようです。私たち人間の体は、新しい生活習慣に慣れるには最低でも6週間はかかるようです。まずは6週間を何が何でも継続させていくことが大切なようです。
9.日常生活の変化を予測できない
食事制限や痩せる目標をどんなに一生懸命考えたとしても、日常生活に支障が出てしまえば長期的に実行できることはできません。ダイエットを行う上で、何を行なったら何に支障が出て、それを解決する手立てがあるのかなど、日常生活の全体像を把握することが大切とのこと。
10.明らかに太りそうな食べ物を常食する
ファストフードやアイスクリームなど、常食すれば太ってしまう危険性のある食べ物を避けることが大切です。もし食べるとしても1週間に1回などの制限を設けて摂取することをおすすめします
以上。
(2012/01/17)
【参考記事:ABCNEWS.COM】
http://abcnews.go.com/Health/story?id=117036&page=1
【関連記事】
専門家が教える正しいランニングとは
体重を増やすのはカロリーが原因だった!?
効率の良いダイエット法は週2日の食事制限!?
女性には痩せやすい時期と痩せにくい時期がある!?
低脂肪ダイエットと低炭水化物ダイエット、どっちが効果的?
100円程度で買える!美容・健康・ダイエット食材!! その1
ダイエット法100選に戻る
その他ダイエット法に戻る
ダイエット関連ニュース(メモ)に戻る