休日の「寝だめ」は体調を壊す!?
快眠枕などの商品を売っているロフテー株式会社に務める、快眠スタジオ睡眠改善インストラクター・矢部亜由美先生が、「寝だめ」が体に及ぼす悪影響についてコメントしていたのでその内容について紹介したいと思います。
矢部先生によれば、必要以上に眠りすぎると、浅い眠り(レム睡眠)をとりすぎてしまうため、疲労感が抜けない睡眠になってしまうとのこと。
レム睡眠とは私たちが夢などを見る浅い眠りのことを指します。このレム睡眠時は、体は休んでいるが脳が休息状態でないので、血圧の変化や心拍や呼吸なのどの不規則などの自律神経が不安定な状態になるとのこと。
この不安定な状態では体が休まらず、結果的には眠っても疲労感が抜けないということになるのだそうです。
また、体内時計は25時間を1日としているため、私たちは朝日を浴びるなどして体内時計1時間の誤差を修正しています。これを崩す行為などは体内時計を見出し、体内ホルモンバランスまでも壊すとのこと。
特にあげられるのが「メラトニン」や「成長ホルモン」などです。前者が分泌が減ると細胞を老化させる活性酸素を除去できなくり老化現象が早まったり、後者の分泌が減ると、筋肉量の低下や中性脂肪の分解が阻害されるなど肥満にもつながります。
これらを防止するには、どんな日であろうとも寝る時間や起きる時間を大幅に変えないことが重要のようです。
ちなみに睡眠と肥満の関係についてはについて、管理栄養士で「よく食べてよく眠るダイエット/小学館 」を著している則岡孝子先生によれば、睡眠の乱れは食欲抑制と脂肪燃焼を促すレプチンというホルモンが減少し、食欲促進と胃酸の分泌を促すグレリンというホルモンの分泌を促し、過食の原因になると述べています。
まずは日々の生活習慣を正しくすることが大切そうですね。
(2012/03/17)
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