毛穴をキレイに消す最終ワザとは
2012年3月7日にNHK系列「ためしてガッテン~毛穴の目立つ人必見!キレイに消す最終ワザ~」にて、目立つ毛穴を消すための方法が紹介されていたので記録したいと思います。
番組内の実験では、毛穴の目立つ人と目立たない人の毛穴の大きさを比べていましたが、さほど大差もなく、「毛穴の大きさ=毛穴が目立つ」とは成り立たないことを実証していました。
そして毛穴を大きく見せている原因を、「毛穴の周りにある細胞が異常に増殖し、毛穴付近の細胞がクレーター状になり、普通よりも大きく見えている」と説明していました。
この原因について、医学博士であり、資生堂スキンケア研究開発センター肌科学研究グループに務める飯田年以(いいだ としい)先生が解説していました。
飯田先生によると毛穴の大きい人は皮脂に含まれる「オレイン酸」などの物質が毛穴付近の細胞をクレーター状にするのだそうです。
このオレイン酸が出てしまう原因として、「皮膚常在菌」が上げれていました。この皮膚常在菌は、普段皮膚に他の菌が入ってこないように保護する役割があります。
しかし皮膚常在菌は皮脂を分解することでオレイン酸を作り出し、それが毛穴付近の細胞にしみこみクレーター状を作り出すとのこと。
この解決策として、毛穴にあるオレイン酸をしっかりと洗い流すことのようですが、北里大学医学部の田中早苗先生によれば、一度大きくなってしまったクレーター状の細胞は元に戻すには、一般的なケアでは現状維持はできても治すことは非常に難しいと断言していました。
そこで田中先生がこのクレーター状になった細胞を直すための秘策として「毛穴を直すのではなく周りの色を調整することで目立たなくする」というものでした。この周りの色を調整するということは「キメの細かい肌を作る」という意味で、それを作ることで光の反射がよくなり、毛穴が目立たなくなるとのこと。
では具体的な肌のキメ細やかさを出す方法を紹介します。
毛穴を目出さない作戦① やさしい泡洗顔
(1) 手に油や汚れがあると泡立ちが悪くなるため、洗顔前に必ず手を洗う。
(2)手を逆さにしても落ちない程度の泡を洗顔料などで作る。
(3)泡で優しく洗うことを意識する。
(4)洗う際、手で肌をこするのではなく、必ず泡でこするようにして下さい。
毛穴を目出さない作戦② 素早く保湿する
(1)洗顔後はすぐ乳液やクリームで保湿すること。
(2)これは肌から水分が逃げる前にフタをする意味があります。
(3)保湿する際も手でこすらないように気をつけて下さい。
番組によれば、これらのことを実践すれば、通常であれば4週間程度実践することで肌のキメが改善するとのこと。
正しい洗顔の参考動画
正しい洗顔方法 ―スキンケアの新常識―
正しい保湿ケア ―スキンケアの新常識―
(2012/03/08)
執筆:比嘉武詩
【ためしてガッテン~毛穴の目立つ人必見!キレイに消す最終ワザ~】
毛穴をキレイに消す最終ワザとは
ニキビを治す最新治療とその方法とは
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