栄養士の87%が「現代人のダイエットは誤った考え・手法が多い」と回答!?
ポッカコーポレーションが2012年3月4日~7日に現役栄養士100名を対象に行なった「ダイエット」に関する調査が公表し、ダイエットに関する誤った考え方や、栄養士がダイエットに効果的だと考える食材などの情報を公開した。
まずはじめに「現代人のダイエットに関する意識は、昔より高まっているか」という問に83%が「Yes」と回答したが、「現代人のダイエットは誤った考え・手法が多い」という問に87%が「Yes」と回答したそうです。その中でも特に「短期間で痩せる」「単品ダイエットを行う」「必要以上に痩せる」という手法が間違っていると答えたようです。
次に「ダイエット中でも1日3食(朝・昼・晩)の食事を摂るべきか」という問に対して、97%が「摂るべき」と回答しました。また「食事制限ダイエットで最も重要なことは」という問に対して1位が「ストレスを溜めない方法」(38%)と答え、続いて2位は「栄養バランス」(31%)、3位が「食事を抜かない」(15%)という結果となった。
そこで「ダイエットに効果的な食材は何ですか」という問には、1位に「コンニャク」(18%)、2位に「寒天」(15%)、3位に「海藻類」(13%)という結果となった。
これらの結果について、管理栄養士であり料理研究科の森崎友紀先生が、短期間で急激に痩せるダイエットは危険でリバウンドの元になるので避けたほうがよいとコメントしているようです。また、体の負担を考えて1ヶ月に1~2kg減らすような食事制限を考えることが大切とのこと。
なお1kg減らすためには7200kcal消費すればいいので、1~2kgを1ヶ月に減らしたければ、人にもよりますが平均で240~480kcal減らせば達成することができます。
ちなみに1日3食が必要だと考える栄養士さんが多いですが、1日2食の食生活を謳う、風本真吾医師提案の「朝だけダイエット」などのダイエット法もあります。
それだけが正しいという考え方はないので、自分なりに情報を収集して判断することが望ましいと思います。
参考までにダイエットガイド河口哲也執筆の「1日3食食べるべきか?」なども読んでみるのも良いでしょう。
(2012/03/06)
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