睡眠障害を改善する方法とは(ダイエットガイド.jp)

2012年2月28日のTBS系列「教科書にのせたい!」にて睡眠医療認定医師で、スリープクリニック調布の院長であう遠藤拓郎先生が睡眠障害の改善方法を取り上げていたので紹介したいと思います。

１．寝る3時間前は何も食べない。

食事をとると血糖値が上がるため、その状態で直ぐ寝ると肥満の原因になってしまうとのこと。肥満はいびきなどの睡眠時無呼吸症候群を引き起こす原因になるため、肥満予防を徹底する必要があるとのこと。

２．寝る2時間前に体操を行なう。

手足の血行が良くなることで深い眠りに入ることが出来るとのこと。下のほうにて体操方法を紹介しますので参考にしてください。

３．寝る1時間前にお風呂に入る。

人は体温が上がっている状態から、体温が下がってくると自然と眠くなり、良質な睡眠を得ることが出来るとのこと。ですから、睡眠の1時間前に全身を温められる浴槽につかるお風呂に入ることをすすめていました。

１．手の運動

(1)据わった状態で手を胸の辺りから前方にまっすぐ伸ばす。
(2)そして5秒くらい両手を強く握る。
(3)その後、5秒くらい強く手を広げる。
(4) この(1)～(3)の一連の動きを手が温まるまで行なう。

２．脚の運動

(1)座わった状態で膝を曲げずに腰のあたりまで脚を上げる。
(2)そして5秒くらい足首を曲げてつま先を強く倒す上体を維持する。
(3)その後また5秒くらい足首を曲げてつま先を強く上げる状態を維持する。
(4) この(1)～(3)の一連の動きを手が温まるまで行なう。

なお睡眠の質がダイエットにも大きくかかわっているという情報はいくつもあります。例えば良質の睡眠をとることで体内ホルモンのバランスがとれ、痩せやすい体質を作り上げようというマイケル・ブルース著「眠るだけダイエット」や、則岡孝子著の「よく食べてよく眠るダイエット」などが上げられます。

また遠藤先生によると、2000年の調査で日本人の4人に1人が睡眠障害であることが指摘されているため、これらの考えを踏まえると、日本人は4人に1人が太りやすい体質になっているということが推測できます。

ですからもし睡眠の質が悪いと感じた方は、睡眠障害改善の方法を実践してみるのがよいかもしれません。

(2012/03/01)

【2012年2月28日のTBS系列「教科書にのせたい!」にて放送された内容】
睡眠障害を改善する方法とは
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