青木晃先生が教える「睡眠ダイエット」って何?
横浜クリニックで1000人以上の肥満患者を治療してきた青木晃先生が、太りにくく痩せやすい体をつくる生活習慣として「良質な睡眠」を取り上げていたので、その内容を紹介したいと思います。
良質な睡眠をとるための方法
1.朝日を浴びる
朝日を浴びることで、体内時計がリセットされるため夜の睡眠がよくなるのだとか。その他にも朝日を浴びることでセロトニンと呼ばれる神経伝達物質の分泌量が増すため、食欲抑制効果などもあるとのこと。
2.昼食は日本そばかマグロ丼にしよう
キュウリ、ノリ、鶏肉、マグロなどにはセロトニンを作るために必要なトリプトファンと呼ばれる必須アミノ酸が豊富に含まれているとのこと。ですから、日本ソバにする場合はキュウリ、ノリ、鶏肉が乗ったものを、マグロ丼の場合はキュウリやノリがあるなら入れてから食べましょう。
3.昼寝の時間を作る
お昼に15分程度昼寝をすることで、午後の眠気からストレスの軽減や、夜の良質な睡眠を促してくれるのだそうです。ただし、横になって眠るのではなく、座った状態で眠ること。
4.夕食は夜の10時までにはすませる
人の体は夜に食べたものを脂肪に溜め込みやすいため、できるだけ夜遅い時間帯の食事は避けたほうがよいとのこと。また食べ過ぎると睡眠の質を下げるため、夜10時までに腹六分目を目安に食べるようにしましょう。
5.眠る前に行うこと
基本的に体温が下がると眠気がきます。ですから眠る前にお風呂に入って半身浴などで体温を上げたあとに眠るのがよいようです。また、寝ている最中にでる寝汗で脱水症状がおこると代謝が下がってしまうので、必ず眠る前にコップ1杯の水を飲むようにしてください。
以上
なお青木先生は「青木晃式モナリザダイエット」で交感神経の中の自律神経体内とホルモンバランスを改善することで、痩せやすい体質を手に入れるというダイエット法も発案しています。今回の睡眠も交感神経からのアプローチと同じなのでしょうね。
ちなみにモナリザダイエットのモナリザとは「Most Obesity Known Are Low In Sympathetic Activity(肥満者の大多数は交感神経系の働きが低下している)」の頭文字「MOnALISA」をとって付けられた名称です。
(2012/05/03)
執筆:比嘉 武詩
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