チョコレートを食べると代謝が上がる！？
2012年3月26日に海外サイト「you beauty」にて、「チョコレートを食べると代謝が良くなる」という最新の研究結果がでたという内容が掲載されていたの紹介したいと思います。
この研究はカリフォルニア州にあるサンディエゴ大学が行なったもので、なんと多くのチョコレートを食べた人は、チョコレート以外の甘いものを頻繁に食べている人に比べてBMI(体を図る指標で、理想がBMI22となります)が低いということがわかったとのこと。
研究社はこの調査により、チョコを食べることで、1日全体の摂取カロリーがコントロールされていると推測したようです。また、チョコをよく食べる人たちは、特にカロリーを消費しようと意識して運動しているわけではないので、活動量とチョコは関係していないだろうと考えました。
要するに、チョコレートを食べることで「痩せやすい体質になる」という結論に達したようです。この研究結果について、鉛の研究者で医学博士のベアトリス・ゴロム博士が「チョコレートには『エピカテキン』と呼ばれる抗酸化物質が豊富にふくまれており、それが私たちの代謝にプラスの影響を与えている可能性がある」とコメントしていたようです。
またゴロム博士によれば、週5回チョコを食べる人は、それより少ない頻度でチョコを食べる人よりも低BMIであり、カロリーだけが肥満を決める要因ではないとコメントしています。
この研究が本当であれば、女優の楠田枝里子が著した「チョコレート・ダイエット」やミス・ユニバースで公認栄養士として働くエリカ・アンギャル（Erica Angyal）先生の教える「カカオ80%以上のチョコレートは間食に適している」などの発言により信憑性が持てます。
しかし、2012年1月6日のジャーナル・オブ・アメリカン・メディカル・アソシエーション（ＪＡＭＡ）に、米研究チームが発表した「体重を増やすのはカロリーが原因だった！？」の内容には体重を増やすのは摂取カロリーであるという研究データを発表しています。
どちらも見方によっては正しいはずですが、一番は自分の体質に合ったダイエット法を選択するほうがよさそうです。
(2012/04/10)
執筆：比嘉 武詩
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