老化を引き起こす物質が特定された!?
2012年6月6日にNHKニュースで大阪大学の小室一成教授らの研究グループが老化を引き起こす「C1q(シーワンキュー)」と呼ばれるタンパク質を特定したと報道した。
研究グループは、マウスの血液中にある「C1q」に注目して観察していると、それが年をとるにしたがって増えることに気づきました。
そこで若いマウスの足に「C1q」を注入したところ、筋肉の繊維化が進み筋力が衰えるなどの老化を引き起こすことが確認できたそうです。
また、逆に年老いたマウスから「C1q」を無くしてしまうと筋肉の細胞が再生され、若いマウスのように繊維化した部分が少なくなることも確認されました。
ちなみに「C1q」は、以前から体内に侵入した細菌などを殺す免疫に関係しています。
小室教授は、「C1q」が心不全や動脈硬化など、老化に伴っておきる様々な病気に関係している可能性があるとしながらも、免疫に関係しているため、ただ単に除去すればいいものではないとも指摘。
今後の研究でそれらの問題解決をはかり、老化に伴う様々な病気の治療に役立てたいとコメントしていました。
(2012/06/12)
執筆:比嘉 武詩
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