なぜお腹周りに脂肪がつくのだろうか
2012年7月17日に、「腹だけ痩せる技術」の著者である健康運動指導士の植森美緒先生が「お腹周りの脂肪」について記事を掲載していたのでそれを紹介します。
植森先生によれば、お腹周りに脂肪がついてくるのは、必要量以上のカロリーを摂取した場合、女性は皮下、男性の場合は内臓に蓄積されやすい傾向があるからだとのこと。
これは特に男性に多く見られる傾向で、代謝のおちかけている30歳過ぎから特に顕著に見え始めるとのことだ。
厚生労働省の国民健康・栄養調査によれば、1980年代から30代男性の平均体重は10kg近く増えているとされています。その原因は現在より1980年代のほうが交通利便性が無く、現代人よりも異動やその他のことで運動量を確保されているからとのことだ。
このことは、摂取エネルギーを見ても分かりますが、1980年代の平均摂取カロリーは、現在と比べて240kcalも多いにも関わらず、現代人よりも肥満の割合が少ないということからも分かります。
お腹周りを凹ませるテクニック
1.1日1500kcalの食事を心がける
成人男性の場合、呼吸や体温維持など、じっとしているだけで1日1500kcalのエネルギーを消費しているといわれています。ですから、それに+αの移動などの運動量で着実に痩せることができます。なお、痩せるのあせって食事量を極端に減らすことをしないこと。極端に食事量を減らすと、体は飢餓モードに入り、エネルギーを消費しにくい、いわゆる「痩せにくい体質」になってしまうため、それは避けるほうが無難です。
2.できるだけ運動量を増やす
ただ痩せるのであれば、日々の運動量を増やすようにしましょう。エスカレーターやエレベーターを良く使う人は階段に切り替えたり、電車では座らずに立ってみたりと日々の生活の中で運動量を増やすヒントはたくさんあります。
もしお腹周りを凹ませるのであれば、植森先生のオススメの運動法があります。
その運動法は
(1) 30秒間、背すじをしっかり伸ばした状態でお腹をできる限り凹ませる。
(2)(1)の際、肩を上げたり、背中を丸めないこと。
(3)また呼吸もあくまでも普段のままで行うこと。
(4) デスクワークの最中や通勤電車、歩きながらなど、フトした瞬間に行うようにしましょう。
以上
参考動画
クランチ 女性にもできるダイエットのための簡単運動 腹筋
スロートレーニング(スロトレ)でお腹ダイエット
(2012/07/17)
執筆:比嘉 武詩
【新着記事】
トイレ習慣を見直すだけのダイエットとは(ダイエット関連ニュース)
台湾の肥満率がアジア最高に!?(ダイエット関連ニュース)
アメリカの健康サイトが選ぶ不健康なNGダイエット法トップ10(ダイエット関連ニュース)
韓国式生玄米ダイエット(ダイエットガイド河口哲也監修)
南雲式アンチエイジング(ダイエットガイド河口哲也監修)