インドの栄養補助食品市場は2016年頃には27億米ドルを越える!?
2012年6月12日に発行されたインド新聞によれば、インドでの栄養補助食品市場は2016年頃には27億米ドル(現在の円相場で換算すると約2,079億円)を越えるとの内容を明らかにした。
この内容は米大手調査・コンサルティング会社フロスト&サリバンの報告書によるもので、それによれば、「インドの1人当たりの栄養補助食品購入額はまだ小額にとどまっている」という前置きがあるものの、経済発展に伴うにつれて「肥満・糖尿病・生活習慣病・心臓血管疾患」などの患者が増え続けていることから推測したようだ。
またそれらの増加に危機感をもったインド政府が国民の栄養状態の改善に向けた、ビタミンの摂取量を増やすための取り組みを国をあげて実施しているのにも要因があります。
ちなみに現在の栄養補助食品市場は2011年の段階で「約1.495億米ドル」とされ、その売上高の割合は日本と欧米の3地域で約93%を占めています。
(2012/06/15)
執筆:比嘉 武詩
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