台湾の肥満率がアジア最高に!?
2012年7月10日、台湾メディア・中広新聞によると、アジアで最も肥満者の比率が高い地域を台湾だと報じられていた。
台湾では以前から肥満の問題は取りあげられており、それに応じた対応策やダイエットなども行われてきています。しかし、2011年11月15日の台湾紙・聯合晩報の記事によれば、台湾の肥満者のうち94%は「肥満に悩んでいる」と回答していたが、そのうちの42%は「ほとんど運動をしない・運動が嫌い」と回答している。つまり、運動不足(運動嫌い)の国民性より改善するのが困難な状況になっているのだ。
この状況を台湾の民衆健康部門の責任者である邱淑媞氏によれば、日本やシンガポール、マレーシア、韓国、タイ、中国本土などのアジア各国と比べて、台湾は肥満者比率が最も高く、男性は韓国の20倍近くに達するとし、「亜洲病夫」(アジアの病人)ならぬ「亜洲胖夫」(アジアのデブ)だと指摘した。
また、英国やフランス、米国などと比べて運動しない人の割合が最も高いとし、運動不足に喫煙、不健康な食生活と飲酒は慢性病の4大原因だとも指摘している。
なお近況である2012年6月16日に台湾当局が公開したデータでは、2011年の台湾住民の平均寿命は男性が69.04歳で、女性が74.14歳だった。ここ10年台湾では平均寿命が3.69歳延びたという嬉しいニュースが流れた。
肥満の問題はまだ残っているのは変わらないだろうが、改善はされてきているのではないだろうか。
(2012/07/15)
執筆:比嘉 武詩
【新着記事】
トイレ習慣を見直すだけのダイエットとは(ダイエット関連ニュース)
人工甘味料はダイエットの特効薬ではない!?(ダイエット関連ニュース)
アメリカの健康サイトが選ぶ不健康なNGダイエット法トップ10(ダイエット関連ニュース)
韓国式生玄米ダイエット(ダイエットガイド河口哲也監修)
南雲式アンチエイジング(ダイエットガイド河口哲也監修)