水の飲みすぎが「むくみ」につながるという定説は間違い!?
MAQUIAの2012年9月号「見つけた!美に効く水」によれば、水の飲みすぎが「むくみ」につながるという定説は間違いだということを掲載していたので、その内容を紹介します。
「むくみ」とは、医学的には浮腫(ふしゅ)と呼び、血液中の水分が血管やリンパ管の外にしみだして、手足、顔などの皮膚の下に溜まった状態のことをいいます。
それを引き起こす一般的な原因として「塩分の取りすぎ」「長時間同じ姿勢を保つ」「冷え性」「血行不良」「運動不足」「ホルモンバランスの乱れ」「ビタミン、ミネラル、タンパク質の不足」などがあげられます。ですから、「水の飲みすぎ=むくみ」ということは必ずしも一致しないとのことだ。
そもそも人間のカラダは水分量に敏感で、数%減っただけでも脳が水分を体外に出さないように指令を出し、水を溜め込もうとします。もし水分補給を怠ると、その指令が発動し、トイレの回数や汗の量が減って体内に老廃物が溜まり、血液の循環が悪化します。
そうなると上記の項目である「血行不良」がおこり、身体や顔がむくむといった現象がおきます。そんなときに水を控えるとさらに悪化するので注意が必要です。基本的には1日5ℓなど極端に大量の水を飲まない限りむくまないので、積極的に水分補給することが望ましいとのことだ。
話は変わりますが、冷え性の人が「水分摂取は冷えをさらに悪化させる」と思っている人もいます。しかし、その考えからも間違いとのことだ。基本的に冷え性は運動不足からくる「血行不良」からくるものが多いため、水分補給とは因果関係がありません。もし水分補給を怠ると、上記のように血行不良につながるため症状が悪化する恐れがあります。
水は飲みだめができないので、まとめて飲んでも意味はありません。理想としては30分おきにコップ半分ずつ飲むのが良いのだそうです。
ちなみに水分補給に関するダイエットとして「体内水分ダイエット」というのがあります。興味のある方は参考までにお読みください。
(2012/08/04)
執筆:比嘉 武詩
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