肥満を勉強する学問「Fat Studies (ファットスタディーズ)」を御存知ですか?
AFPの時事記事にて、米国で新興研究分野「Fat Studies (ファットスタディーズ)」とうい学問があることを掲載していたのでその内容を紹介します。
ファットスタディーズとは、歴史、数学、政治、科学などと同じれっきとした学問分野であり、太った人を社会がどう見ているかを分析し、ウエスト周りのぜい肉は不健康の証だと決めてかかる風潮に異議を唱えるものだとか。
実際にニュージーランドのマッセー大学ウェリントン校(Massey University Wellington)では、「ファットスタディーズ学会」などと称したものまで開催されている。この学会では米国やオーストラリアからも研究者が集まり、例えば「Fat hatred and the Left in the time of 'the obesity epidemic'(『肥満大流行』時代におけるでぶ嫌悪と左派)」だとか、「The role of diagnosis in marginalising corpulence(肥満の人を軽んじる診断の役割)」などと題された論文をめぐって議論を交わしたりしている。
この学問分野の草分け的存在であるキャット・ポーズ(Cat Pause)さんは、ファットスタディーズを通して、普段思われている「太っている=悪い」という世間的な風潮を変えたいとコメントしている。特に太った人に審判を下して痩せるよう圧力をかける風潮を変えたいのだとか。
(2012/07/23)
執筆:比嘉 武詩
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