5月からはじめたいスキンケア方法とは
2012年4月29日放送のTBS系列「健康カプセル!ゲンキの時間~5月にやりたいスキンケア~」にて、様々なスキンケアの方法について紹介していたので、その内容をまとめたいと思います。
ちなみにこの内容については東京都豊島区にある「私のクリニック目白」で院長を務める平田雅子先生が監修していました。
本当に効くシワ・たるみ予防の方法とは
顔の筋肉が衰えてないかを調べる方法
(1)「ドレミファソラシド」を口笛で吹いてみる
(2)音程がしっかりと取れていれば合格
(3)もし取れなければ顔の筋肉が衰えており、シワとたるみの原因になるそうです。
美顔ローラーは効果的なのか
平田先生によればやり方は強さ、もともとの皮膚の状態などで効果が変るため、一概に効果があるといえないとのこと。ただし上手に行えればマッサージ効果が得られ、肌の弾力や血流がよくなり美しい肌になるとのこと。
実際に番組内で3人が1週間、1日30分の美顔ローラを使うという検証結果では、「肌弾力」については1名、「水分」は2名、「油分」は3名が検証を行う前よりも数値はあがっていました。
使用のポイントとして
(1)真ん中から外、下から上の力はやや強め、下げるときは弱く。
(2)上げたい方向へ動かす。
(3)肌をこすると乾燥するので、前後にしっかり保湿を。
(4)優しくなでるように使う
のが良いとのこと。
その他、動画にて使用方法が公開されていたので参考にしてください。
コラーゲン摂取は翌日の肌に効果があるか
東京農工大学農学部蛋白質利用研究施設に勤める野村義宏准教授によれば、コラーゲンが分解吸収されて、それが皮膚に行くというのは確かなことらしい。しかし、100人の皮膚科医に「コラーゲンは翌日の肌に効果があるか」という質問に対し、Yesが12%、Noが88%と「効果は見られない」という見解が多いようでした。
なお、マウスの実験によれば、摂取したコラーゲンを分解し、そのアミノ酸が翌日の肌の保水効果を高めるという結果も出ているそうです。
効果的な保湿法とは
平田先生によれば、基本的に洗顔した後にすぐに保湿しなければいけないとのこと。その理由として、洗顔した後は皮脂が少なくなるため、水分を保てず大きなダメージを得るとのこと。そうなると後から保湿しても、修復するのに時間がかかってしまい、けっかとして衰えていくのだそうです。
なお番組内では「洗顔直後にも右側だけ化粧水と乳液で保湿し、20分放置してから左側も同様につける」という保湿に関する実験を行っていました。
結果として洗顔後に行った右頬の部分は水分・油分ともに上がっていたのに対し、20分後に行った左頬はどちらも下がっていました。
山川先生のおすすめとして、風呂に入る前に洗顔し、その後保湿を行い、また風呂に入った後に保湿を行うという2つの工程が必要とのこと。
日焼け対策の仕方
山川先生によれば、日焼け止めは持ち歩き、3時間ほどに1回塗りなおしを行わないと効果が半減するとのこと。特に目の周りは紫外線に弱いため、サングラスなどで保護する必要もあるとのこと。ちなみに化粧の上からでも行ってよいとのこと。
実際に番組内では日焼け止め1回塗って、どれだけ持つかを実験した結果、1時間後に両頬が落ち、3時間後には鼻やおでこが落ち、4時間後にはほぼ全てが落ちていました。
その他に日焼け止めを落とす行動として「携帯電話」「頬づえ」「食事の時の湯気」「食べたときに出る汗」「油とり紙」などが上げられていました。
なお紫外線の感受性を高める製油成分「ソラレン」というものがあるらしく、これらを含む食べ物を避けると日焼けをより効果的に回避することができるとのこと。
具体的な食材として「蕎麦・野沢菜・パセリ・セロリ・きゅうり・レモン」があげられていました。これらの食材は日差しの少ない夜に食べるのが好ましいようです。
以上
(2012/05/05)
執筆:比嘉 武詩
【関連記事】
週末お米ダイエット(ダイエットガイド河口哲也監修)
シーフードベジタリアン(ダイエットガイド河口哲也監修)
親の教育の仕方で子供が肥満になる!?(ダイエット関連ニュース)
ダイエット効果を上げてくれるちょっとしたコツ 前編(ダイエット関連ニュース)
ダイエット効果を上げてくれるちょっとしたコツ 後編(ダイエット関連ニュース)