酢は疲労回復効果だけでなく内臓脂肪も減らす効果がある！？
「酢を飲む」ということを聞くと、疲れを取るという健康な体をつくる食材というイメージはないでしょうか。今回はそんなお酢がもたらす健康効果のなかでも「内臓脂肪を減らす」ということがミツカングループ本社の中央研究所が臨床試験で科学的に証明されたとのことなのでその内容を紹介したいと思います。
この臨床試験はBMI25～30の肥満度気味に該当する成人175人を対象(男性111人、女性64人、平均年齢44.1歳、平均体重74.4kg、平均BMI27.2、血中の平均中性脂肪は100mℓ当たり155.5mg。)に、りんご酢の入った飲料を１日２回、12週間飲み続けるというものです。
この結果、１日300mℓの酢を飲んだ人たちは内臓脂肪の面積が平均して約6.72c㎡減ったとのこと。また、中性脂肪に関しては100mℓあたり42.0mg減り、体重は1.94kg、BMIは0.43、腹囲は1.85cmも減ったとのこと。
この結果から、ミツカングループ本社の中央研究所は酢に含まれる有効成分である「酢酸」が内臓脂肪を減らす効果があると断定したようだ。
なお、酢の摂取は飲料だけでなく、酢を使った料理でも有効とのことです。
(2012/04/08)
執筆：比嘉 武詩
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