太った女性が好まれる国トップ10とは 後編
前編でお届けした国々では、「太っている=美しい」という価値観から、肥満者が増加した傾向にありますが、後編ではそれ以外にも文明開化に伴って肥満者が増加した国も出てきます。経済が活性化することでお金の面では裕福になるかもしれませんが、それが原因で肥満率が上がってしまうという皮肉な結果となってしまいます。
それでは後半のランキングを紹介したいと思います。
6位:サモア
サモアでは第二次世界大戦以降に食糧が大量に輸入されたため肥満者が増加したと推測されています。また、そもそもサモアの人々にも「太っている女性=健康な子どもを生める」という価値観が合ったために、現在でも肥満者の増加がに歯止めがきかなくなっているようだ。
7位:ジャマイカ
ジャマイカでは理想とされる体型は、私たちが考える健康体型の2倍のサイズだとされています。モテる女性になるためにはそれ以外にもヒップと太ももの贅肉が重要になってくるのだとか。その価値観のせいか、ジャマイカ人女性の65%が肥満体型です。最近では若い子が「太るための薬」を入手して太ろうとしているようだ。
8位:フィジー
フィージーは当初他の国々との国交を断っていたため肥満者が少なかったようですが、指導者が変わり、国交が再開したと同時に高カロリー食が輸入され肥満者が増加したとのこと。この国では肥満に対するポジティブな価値観はないのですが、教育水準が低いため肥満を抑えることが出来ないのだそうです。
9位:クウェート
クウェートの人々は、本来ならば遊牧して暮らすため肥満者が少なかったのですが、豊富な石油の売買で豊かになったため肥満者が増加したようだ。特に15歳以上の女性の52%が肥満者と認定されており、なおかつこの国での死因は肥満からくる心臓疾患なのだそうです。
10位:トンガ
トンガでは11万4千人中、10万人が肥満者とされている超肥満大国です。その原因は高カロリー食の輸入依存と、民族的にのんびりする習慣があるため運動不足に陥っているからです。北アメリカ協会の2004年に発表された研究によると、トンガ人は脂肪になる遺伝的素因があるため、他民族よりも太りやすい傾向にあるのだそうです。
以上
【参考記事】Top 10 Countries Celebrating Female Obesity
(2012/06/02)
執筆:比嘉 武詩
【太った女性が好まれる国トップ10】
太った女性が好まれる国トップ10とは 前編
太った女性が好まれる国トップ10とは 後編
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