そのダイエット知識は正しいですか? 前半
様々なダイエット法が提言されている中、それらの方法に警鐘を促しているのがダイエットカウンセラーの伊達友美先生です。今回は伊達先生が警鐘を促していたダイエット法の1~5を紹介したいと思います。
1.断食=デトックス
「週末お米ダイエット」などでも行われていますが、短期間的に断食を行って体内にある毒素を排出し世とする試みはダイエットにはつながらないとのこと。
その理由として、断食を行うと体が飢餓状態と認識し、エネルギー消費を抑える体質に変ってしまうため、逆に痩せにくくなるからだそうです。
2.手軽に行える単品ダイエット
「果物だけ」「卵だけ」「○○だけ」のようなダイエットは摂取カロリーが減るため一時的に痩せるが、栄養の偏りのため痩せにくい体質になる可能性があるとのこと。
また、それがもしタンパク質主体であったならば、アレルギーを引き起こす原因になり、体調を崩す危険性もでてくるのだそうです。
ちなみに1食だけ単品食を食べようと試みるダイエットとして「朝バナナダイエット」「夜トマトダイエット」などがあります。
3.白米ではなく玄米中心にする
「白米はエネルギーになりやすく太りやすい食材で、玄米は消化しにくいぶん太りにくい食材」というフレーズをみたこともいるでしょう。確かにそれは正解らしいのですが、疑問点としてあげられているのは「現代人にそれを消化することが出来るのか」なのだそうです。
現代人の噛む回数は平均で600回だといわれています。これが弥生時代であれば4000回、戦時中だと1400回と噛む回数に大きな差が生じています。つまり食材が消化しにくいものにかえるとそもそも消化不良に陥り、逆に便秘や代謝が落ちてしまう原因になってしまうのだとか。
4.ヨーグルトダイエット
ヨーグルトを摂取することで腸内がキレイになり、代謝向上効果が得られて痩せるとされるヨーグルトダイエットは日本人に適していないとのこと。
そもそも日本人を含む有色人種には、ヨーグルトに含まれる「乳糖」を分解する能力を持っている人が少なく、逆に消化不良を起こす原因になるのだそうです。
また、ヨーグルトに含まれる乳脂肪がコレステロール値を上げてしまうため健康を害する恐れもあるのだとか。
ちなみにそれらに分類されるダイエットとして「酵素ヨーグルトダイエット」「便活ダイエット」などがあります。
5.1食500kcal以下の食事だけを食べるダイエット
「女子栄養大学のダイエットクリニック(栄大式ダイエット)」「体脂肪計タニタの社員食堂」などに代表される1食につき500kcal以下に抑えるダイエット法に共感した人の中には、なんと極端なカロリー制限を行う人が出てきているのだとか。
その一つとして朝食は忙しくて食べず、昼と夜しか食べない忙しい社会人。彼らの場合1日1000kcalになるのだが、1日1200kcal未満の食事をすると「むくみ・便秘・不眠・性欲減退・・抜け毛・肌荒れ・爪割れ」などがおこってくるのだとか。
【そのダイエット知識は正しいですか?】
そのダイエット知識は正しいですか? 前半
そのダイエット知識は正しいですか? 後半
(2012/05/20)
執筆:比嘉 武詩
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