子どもの肥満対策のためにジャンクフードの広告を中止に!
2012年6月4日に、アメリカの「The WALT DISNEY Company」の公式HPで「ウォルト・ディズニー・カンパニーは、子供たちに食品の宣伝のための新しい基準を設定します」という題でジャンクフードの広告を中止する内容の文章が掲載された。
HPの内容によれば、宣伝される食品・飲料に対し、2015年までに同社が策定した栄養基準が満たされていることを企業に要求し、それを満たさない食べ物の広告は受け付けないというものだ。この栄養基準とは、フルーツや野菜の摂取の推奨と、摂取カロリー、飽和脂肪、塩分、糖分などの摂取制限などからなります。
また、広告制限のほかにも2012年末までに、栄養バランスを考えた食品やメニューであることを示す“ミッキー・チェック”というマークを導入する予定のようだ。
アメリカの子どもたちの肥満率は、ある調査によれば約20%にもなるのだそうです。また、肥満の程度の目安であるBMIが35を超えるような子どもが、男子では7.3パーセント、女子では5.5パーセントもいるとされています。
なお、このような対策を行った「アメリカ、ニューヨーク市で砂糖添加飲料の大量販売を規制する条例が作られる!?」などの記事もありますので、興味のある方はお読みください。
【参考】
MOHL Advertising Standards ? The Walt Disney Company
(2012/06/18)
執筆:比嘉 武詩
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