糖分を含む炭酸飲料は脳卒中になる危険性を高める!?
2012年4月20日、米健康専門ニュースサイト「My Health News Daily」に「炭酸飲料が脳卒中のリスクを高める」という記事が掲載されました。
記事によれば、43,371名の男性を22年間、83,085名の女性を28年間追跡調査をした結果、ノーカロリーやローカロリーではない砂糖を使用した炭酸飲料を20~30年に渡って毎日1本以上飲む人は、全く飲まない人に比べて、脳卒中になる確率が16%高まることがわかりました。
一方、炭酸飲料のかわりにカフェイン抜きのコーヒーを飲んだ場合だと10%、カフェインありのコーヒーを飲んだ場合は9%も脳卒中リスクが低下するという調査結果も出ています。
この内容について、クリーブランド・クリニックのアダム・バーンスタイン博士は、「この研究内容では「炭酸」が病気の原因ではなく主に「砂糖(糖分)」が原因だとわかる。しかし、炭酸飲料の多くが多量の砂糖を含んでいるため、結果的に毎日炭酸飲料を飲む習慣がある人は、脳卒中になるリスクが高まることになります。なお代替飲料であるコーヒーには抗酸化物質であるクロロゲン酸、リグナン、マグネシウムが含まれているので、脳卒中リスクを低下させたと考えられています。」とコメントしています。
<参考文献>
Daily Soda Consumption Increases Stroke Risk
(2012/06/15)
執筆:比嘉 武詩
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