「肥満女子は給料が低く採用率も低い」という傾向がある!?
「男尊女卑」といった会社や家庭での男女差別は昔からあったが、ここにて新たな差別がでてきたと科学者が報じています。それが「女性肥満差別」という現象らしい。
マンチェスター大学とモナシュ大学の科学者の研究によると、なんと太っている女性は痩せている女性より、会社に採用される確率がかなり低いという結果がでているそうだ。また、入社できたとしても他の女性たちより給料が低く、そして雑用をより多く与えられる傾向にあるとのこと。
彼らはそれを証明するために102名の学生に12名の女性の履歴書を見てもらい、「どちらが女性のリーダーシップ度が高いと思うか」「採用するならどの女性か」「初任給はどれだけ支払うか」「どれだけ仕事で成功するか」という実験を行ったそうです。
この実験のポイントは「本当は写真の女性は6人であり、その6人の女性が減量手術を受ける前と受けた後の2枚用意して見せ、反応が変るか」というものです。
結果としては、「太っている女性の評価が痩せている女性の評価よりかなり低い」というものだったそうです。
女性の社会進出が増えたからこのような差別も生まれたのでしょうか。
(2012/05/06)
執筆:比嘉 武詩
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